
はじめてのスイングトレード、結果と今後について
平日昼間に自由時間を手に入れた無職になったので、2/6より試験的にスイングトレードを始めてみました。
昨日2/27に短期売買目的で購入した株をすべて売却しましたので、結果を振り返ってみたいと思います。
日本マクドナルドHD(2702) 100株
2/26に売却しました。
売却額:5,700円
買付額:5,860円
損益:-16,000円(-2.8%)
2/6の買付直後に発表された決算を受け急騰し、「今後もイケるか?」と思った直後に、MSCIスタンダードインデックス銘柄から除外され、ズルズルと下落。あえなく損切り。

週足チャートでは、マクドナルドのロゴらしき鮮やかなM字が完成。
まだ反発局面ではなかったようです。

三井住友フィナンシャルグループ(8316) 100株
2/19に売却しました。
売却額:3,997円
買付額:3,746円
損益:+25,100円(+6.7%)
地合い良好。大きく値を上げたタイミングで利益確定。

しかし、ここ3ヶ月ほどは週足の上ヒゲが目立っています。
今後は4,000円付近で上値が重くなりそうです。
三菱商事(8058) 10株
2/27に売却しました。
売却額:2,541円
買付額:2,539円
損益:+200円(+0.1%)

序盤から下落も、運よくバフェット効果で急騰、のち売却。波乱の展開でした。
ほとんど利益は出ず、結果は引き分け。
結果
個別戦では1勝1敗1分とビミョーな結果ですが、全体としては9,300円の利益となりました。(税引き後利益は7,400円)
スキマバイトと考えれば、まずまずといえるでしょう。
トレード開始から3週間で、賭け金に対し+0.9%の実現損益です。
この間、日経平均(終値ベース)は-2.1%となっていることを踏まえれば、悪くない結果かもしれません。
感想と教訓
初めての短期売買。以下、感想と教訓です。
まず感じたのは、「これは投資ではない」ということです。
投資とは、成長の果実を受け取るプラスサムゲーム。リンゴの実は1日で生りませんから、必然的に長期で向き合うことになります。
一方、何事も短期目線になるほど、ギャンブル色を帯びてきます。つまり、ゼロサムゲームの世界です。
プラスサムゲーム:全体の利益が増えるゲーム。参加者全員が得をする可能性がある
ゼロサムゲーム :誰かの利益が他の誰かの損失になるゲーム。全体の利益は変わらない
まあ、今は売買手数料0円の時代です。(100株単位の売買であれば)
胴元にお金を取られることはありませんので、株の短期売買は競馬やパチンコよりはよっぽどマシとは言えます。
短期売買は、まさに欲望と恐怖の世界です。人間のむき出しの感情に振り回されるのは、けっこう疲れます。
加えて、銘柄を「買うか」、「売るか」、「様子見とするか」の判断を常にし続けることになるので、かなりの意志力を消耗します。
なので、平日に毎日トレードをやり続けるのは、私にはムリかもしれません。
今回、たまたま利益が出たとはいえ、高揚感よりも疲労感の方が大きいです。
そして、今回3つの銘柄を売買して得られた教訓としては、
「中・長期的に上昇トレンドにある銘柄を、一時的な反発局面で買う」
というスタイルが私には合っているということです。
「落ちてくるナイフは掴むな」という相場格言がありますが、マクドナルドや三菱商事は、いまだ”落ちてくるナイフ感”が否めず、明確な上昇トレンドを確認してから挑戦すべきだったのでしょう。
そうは言っても、反発局面というのは一瞬のタイミング。
機微の察知、すなわちテクニカル分析とは、私のような暇人じゃないとできないことかもしれません。
というわけで、短期売買の世界には、もう少し向き合ってみようと思います。
ファンダメンタルが良好な銘柄を選定しつつ、「これは勝てそうだ」と思った押し目買いのタイミングで、今後もちょこちょこ参戦してみます。
(最後につぶやき)
こんな無職のトレード日記って、需要ありますかね?
いちおう、私自身の振り返りも兼ね、短期売買の記録は実験的にマガジンに収めてみます。
需要がありそうなら今後も発信を続けていこうかと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
