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いんがみる茨城

土曜日の午後

珍しく車を走らせる。

目的地は水戸だ。

古民家に泊まって

翌日、酒列磯前神社と

花貫渓谷へ行く。

神社、日の出、水平線、紅葉、渓谷、滝、橋

映えるといいな。

古民家どんなところかな。

ワクワクと

期待を膨らませながら進んでいく。

辿り着かないことも知らずに。

古民家泊は最高

結論から言おう。

古民家は最高だった。

倉庫…

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みたいな建物をリニューアルして

ベッドとこたつを置いた感じである。

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畳に敷布団スタイルではない。

海外の方向けなのか

ベッドというかマットが敷かれていた。

お風呂は隣の建物に

五右衛門風呂的な感じのやつ

(正確には長州風呂か?)

がある。

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ボタンをピってすれば

お湯が張られる

なんて近代的な五右衛門風呂なんだ。笑

朝ごはんも

大きい趣のある母屋で

食べることになる。

品数豊富で美味しいごはんだった。

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辿り着かない目的地

さて

肝心の目的地だが

謎の発熱により

チェックアウトギリギリの

10時まで寝ていた。

出発したあたりから

すでに怪しかったが

やはりそうなってしまった…

起きれん。

日の出前なんて早い時間

なんて、なおさらだ…

前日も

古民家を堪能する間もなく

寝てしまった。

残念だが

仕方がない。

体力の回復が優先だ。

縁がなかったのかもしれないし

呼ばれてなかったのしれない。

なんともいえないむずむずと

だが確かな諦めの心も

感じ取っていた。

転んでもただでは帰らぬ

翌日もしっかり寝てから

笠間工芸の丘に来ていた。

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体調もほどほどで、

古民家から距離は近く

帰りも遠くならない。

ということで選ばれた

妥協案だ。

純粋に

良いお皿もほしい気持ちもある。

笠間焼について

詳しい訳ではないが

レンタサイクルで

片っ端からお店を回ってみた。

真っ赤なお皿だけが

唯一、目に止まった。

他に気を惹くお皿は

見つけられず仕舞いだった。

本気でお皿を探してしまい

意外と遅くなった帰り道。

当初の予定を

何一つ達成できなかった旅行になったな。

としみじみ思っていた。

それはそれで面白い。

赤いお皿は手が出る値段でないため

購入しなかったが、

古民家は良かったし

見つけたセイコーマートの

ガラナとアイスが美味しかったし

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なんだかんだ良い旅行だった。


と、また風邪をひいたので

思い出しながら

記しているのである。


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