あっぱとっぱ川越
珍しい。
非常に珍しい。
なんと、
宿泊場所が最初に決まった旅行だ。
こういう事も
たまにはある。
理由は簡単だ。
古民家に泊まってみたい。
ただ、それだけだ。
宿から探す旅
近くにある古民家を探す。
カッコイイ。
けど、値段が高い。
自然豊かで良い。
けど、遠い。
なかなか条件に合うのがない。
1泊して仕事に間に合うためには
日曜日に泊まって
月曜日、朝早く帰るしかない。
ビジネスホテルと違うので
土曜日の夜、チェックインできる時間に
たどり着く未来が見えない。
だから、近場でないと厳しいのだ。
そんな時、ひょこっと良い場所を見つけた。
遠くない。
価格もべらぼうに高くない。
古民家として雰囲気もよさげ。
ここにしよう。
かくして、
宿泊場所が1番最初に決まった
珍しい旅行が始まった。
蔵の宿 桝屋
快晴。
季節は夏。
めちゃめちゃ暑かった。
埼玉県川越市。
めっちゃ、内陸だ。
11時ごろ
古民家に着いた。
良い古民家だ。
心の奥底から
じんわりと、なんとも言えない
テンションが湧き上がってくる。
なんかカッコイイ。
この旅行の目的は
すでに達成されていた。
が、せっかくなので川越をリサーチ
小江戸の街並み
時の鐘
パンフレットを見ながら
ダラダラ過ごす。
仕方ない。
ベストな選択だ。
だって外は暑い。
だが、ベーグル
こいつだけは
なんだかそのツヤツヤに異様に惹かれた。
ここだけは、外せない。
後で行ってみよう。
結局、4時ごろまで
優雅に過ごした。
ここが古民家じゃなかったら
自堕落というのであろう…
小江戸散策
日がだいぶ傾いたころ
やっと外に出た。
それでも蒸し暑い。
真っ昼間に出かけていたら
干からびてしまっただろう。
当てもなく、ぶらぶら歩く。
目当てのベーグルは食べた。
加工技術は偉大だ。
美味しくはあったが。
小江戸川越で1番印象に残っているのは
ピンク色のパンダがいた事だろうか。
購入したものは
味噌、ごま、梅干し、漬け物
スーパーに来たのかと勘違いする
ラインナップだ。
暗くなって来た。
さあ、焼き鳥とビールを買って帰ろう。
唯一の後悔
翌朝、6時ごろ
ギリギリかなと思いつつ出発。
ちょっと甘かった。
やはりギリギリだった。
途中諦めモードに入ったくらい。
外環道の朝は早かった…
もう少し早く出られれば。
でも、用意してくれる
朝ごはん食べたかったしな。
後悔はしてないが
反省はしつつ
唯一の後悔が頭をよぎる。
お風呂溢れ返して
湯船に並々、お湯が張られていた。
これの写真を撮り忘れた事を。
焦ると思考が狭くなるって
このことか…
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