むったむた沼田
そうはいっても、そうもいかず
珍しくまともな宿泊有りの旅行
逆にどこに泊まるかめちゃめちゃ悩んだ。
なぜなら、行動を制限された気がするからだ。
宿泊場所の周辺から離れられない。
という見えない謎の縛りに囚われている気がする。
この感覚が嫌で、泊まる場所なんかで制限を受けたくない。
ふらふらっとその時の近くにあるところで寝たい。
そうはいっても、そうもいかず
宿泊場所に何らかのメリットを見出してムリヤリ選ぶ。
今回は、尾瀬ヶ原・吹割の滝・ゆば食べ放題に近い場所
というメリットを全面に出してムリヤリ納得させた。
尾瀬はやはり人気だ
海外からたくさん来られていた。
だが、どうも情報が正確に伝わっていないのか、調べる気がないのか。
そのどらちかはわからないが、
スカートでふわふわの服は選ばないだろ…
とさすがに思うが。
まあ、日本人でもデニムパンツ・綿のパーカーがいたので
変わらないといえば変わらないか。
他にも、こんなところなんて聞いてない。
と山道で会話が聞こえて来る人もいた。
尾瀬ヶ原の木道のイメージだけで来ると、確かに間違えるよな。
とも思う。
木道まではちゃんとした登山道です。
とびっくりするくらいわかりやすく伝えればいいのに。
と思ったが、
じゃあ何を準備すればいいんだ!?
とハードルが上がってしまうのを恐れているのだろうか…
どちらにせよ
スカート・デニムといった山でまず見かける事のないもの達と
一応雰囲気に合わせてファッションアウトドアの人達と
ガチの登山でも対応できる人達と
がゴチャゴチャに存在するカオスな場所だった。
赤城高原SA
そんなこんなで毎度のことだが
今回も前日の23時出発。
赤城高原SAに午前1時ごろに着いた。
これ以上はSAがなくなる
なんだかんだSAが寝やすいのだ。
しかも、濃霧過ぎて高速なのに60kmくらいしかスピードが出せない。
神経すり減らしながらの運転なんてさっさとやめて
寝ることにした。
翌朝6時出発し、7時頃にバス案内所に着いた。
マイカー規制のため車移動はここまでだ。
尾瀬ヶ原
ここからはバスに乗って行くことになる。
事前に確認したバスの時刻表によると
バスが車でかなり時間がある。
寝て待っていればよいかと思ったが
なんと乗合タクシーが運行していた。
さすが、大人気の観光地である。
尾瀬ヶ原まではここから
登山道を1時間ほど行ったところにある。
なんと下り坂だ。
登山道を歩き始めるのに、下り坂からスタート。
新鮮すぎる。
そこから先は、木道をぷらぷら散歩するだけだ。
正確には一本道の木道の上を歩くので
ぷらぷらはできないが。
日程に余裕があれば、どこかに宿泊して
ぜひ三条の滝まで行ってほしい。
行けていないので、オススメというわけでもないし
行くに値するか知ったこっちゃないが
興味は惹かれた。
どうなんだろうか。
そんなこんなで尾瀬のハイライト。
お昼ごはん。
得意の楽ちんクッキング
バーナーでお湯を沸かすだけ
でも、
ごはんを食べるためだけに時間を使う。
この時間を味わえるのは最高だ。
しかも、温かい食べ物のありがたさ
これをかみしめられるのは
こういう時だけだ。
さあ、帰りは登り。
登りきってゴールは
なんかちょっと気分がよかった。
それから、苦悩の末
選んだ宿泊場所は
老神温泉の旅館。
畳が最高だった。
吹割の滝
翌日は吹割の滝に行った。
すぐ近くにある。
放送がなんかウケた。
滑って落ちないように注意喚起しているのだが
雰囲気にあっていない
アンバランスさがおもしろい。
狙ってるなら、良いセンスしている。
ゆば食べ放題
遅めの時間の朝ごはん
兼、だいぶ早い時間のお昼ごはん
の、ゆば。
すくいたい放題。
なんか業者になった気分だ。
ゆば以外が美味しかった記憶しかない。
生ゆば処町田屋
40分550円ですくい放題食べ放題
棚下不動の滝
棚下不動の滝を出るころには
おひさまが頭の真上をとっくに通り過ぎていた。
あれから滝をかなり満喫してしまった。
滝に向かっている時にすれ違った
大きなカメラを抱えた人以外
誰にも会わなかった。
少年時代を思い起こさせる。
秘密基地感のある場所だった。
いや、本来は霊験あらたかで
近寄りがたいと感じるのが普通か。
そして何より
滝に向かう途中だ。
寄り道こそ人生
道草は食ってこそ
油は売ってこそ
そこが一番の楽しみ。
見晴らしが最高だった。
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