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キリギリスの地域による個体差について

キリギリスを色々な箇所でつかまえてると、地域によって細かい個体差が出てくるのをご存知でしょうか?

見かけではなく、長生きするかとかも。

在住は旭川市なので割とキリギリスは生息してますが旭川のキリギリスや他の昆虫は他地域より1週間〜1ヶ月他地域より寿命を終えるのが早いと。

旭川は9月半ばより最低気温が一桁になりやすく他地域より寒くなりやすい、だから寒さに弱い昆虫はすぐ寿命を終える。

気候の似た北見とかも恐らく同じだが何故か北見のは割と長生きの傾向があった(カンタンが10月後半まで鳴いていた、旭川はその頃何も鳴いてなかったし他の昆虫すら見かけなかった)

旭川のキリギリスは10月を過ぎたらほぼいなくなる。仮に9月半ば過ぎの個体を捕まえて飼育しても同じ現象が起きて長生きはしない。

だが今まで網走とかでも飼育していたが網走のは11月初頭まで生きていた、それもベランダ飼育で。
野外のは10/20過ぎまでは確認出来た。

札幌とか留萌とかでは10/20過ぎでも目撃情報はある。11月初頭に野外でという情報も。

実際置戸の鹿子ダムで11月初頭でも日が当たってた場所で1匹だけ鳴いていたのも確認済み、それも20年以上前だが。
その時はまだ中学生だったが捕まえたかったが家族と行動していて鳴き声止んだね、と話しててまた来年だな、寒くなるけど頑張れよ、と捕まえたい気持ちもあったが草も深かったし諦めさみしさと気持ちが葛藤して帰り道に涙した記憶もある。

多少話題が変わるが場所は伏せるけど割と数年前に東川町に住んでいたが東川町のとある一角には長翅型(通称ハネナガ)のキリギリスが多くいるという。もちろんそこにもノーマルタイプも少なからずいるが。
それが写真のキリギリス、個人的にはノーマルより長翅型が好きだったり...

という訳でありました。
それではまた。

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