涼と　静と

今日も真夏日和。
まあ、暑いこと！　これぞ夏！

我が家はかれこれ１週間以上クーラーをつけっぱなしだ。　去年は仕事に出る時は切ってたのだけど、今年はシフト勤務になっているから、午前か午後どちらかは家に居る。
午後不在の時は切ろうかと思ったのだけど、鉄筋なので(建物自体が熱くなっていて)夕方帰ってきてから冷えるまでに結構時間がかかるし、エアコンもウンウン唸る。
なので、温度高めでカーテン閉めて出掛けるようにしている。
夜も30度近い日が続いてるので、やはり27度くらいでつけたまま寝てる。
風ある日もあるのだけど、熱風だからなぁ。
寝てる間に熱中症になるのもヤだし、そのまま目覚めないのはいいとして(ここはあんまし気にしない。別に目覚めなくてもいいと思ってる。)、発見された時に形崩れ始めてるのもいい迷惑だろうしなぁとか余計な心配をしてみたりで、電気代ウンヌンよりも身体に負担かからぬほうを選んでる。
ま、もう少し気温下がったら、夜は窓全開で寝ると思うけど。なんだかんだ言って冷房はちょっと身体にこたえるから。

これだけ暑いと、さすがに汗をかく。
で、涼しいとこ入ってもなかなか止まらない。
でもこれが結構私には有難い。
普通に歩いてるだけで、これだけ汗かけることあまりないから。
半身浴とかして汗出ししたりもするけど、やっぱり自然に汗が沢山出てくれるのは有難い。
お陰で膝に溜まっていた水も抜けている。
不思議なことに、ずっと冷房の中ばかり居たりで汗かかないと、水が抜けない。　全くよくできてるなあと思う。
新陳代謝、スバラシイ。

今日はふと、近くのお店で甘いものでも食べて帰ろうかなと思いつき寄ってみた。
自宅から歩いて数分の所にお気に入りの店がある。　カフェになるのかな。ご飯も食べれるのだけど、そこは緑茶などのお茶類がとても美味しい。　コーヒーもあるのだけど、そこへ行くといつもお茶系をたのんでしまう。
何だろう。淹れかたなのかな。家で淹れるのとは別物だ。　ちょこんと付いてくる甘味も、その時々のオーナーさんのお勧めが付いてくるのだか、これまたどれも美味しい。　どうやってこんなの見つけてくるんだろ、と思う。

何よりその店は、空間が心地よい。
昔の家屋をリノベーションされてるのだけど、何だろう、場自体がとても気持ちいいのだ。
そこに本でも持って、美味しいお茶飲みながらその場に浸るのが私にはリフレッシュになるひとつなのだけど、観光客が多い時は立ち寄らない。
で、今日久しぶりに寄ってみたのだけど、うーん、残念。観光客らしきお姉ちゃん二人組が、声高々に話が盛り上がってしまってる。
しばらくおさまりそうもないので、イヤホンで曲を聴く。

右斜め前には、ご近所のパン屋のオーナーさんがいらした。　この方も独特な雰囲気をお持ちなのだが、とても気持ち良いお方。
私はお客としてしかお話したことないから、多分あちらは覚えてないだろう。
静かに、スマホで何かを読まれてた。
地元民だけだと、たとえ会話してても何故か静かだ。　耳に入る会話が邪魔にならない。
多分、その店はガチャガチャ騒がしく会話をする所ではなく、それぞれがお互いを邪魔することなく、自分の時間を楽しむ場だと分かっているからなのだと思う。
もちろん観光客の人が利用してくれるのは有難いことなのだけど、最近こういった場を保ってくれてる店はぐんと減ってしまったので、ガンガンお喋りとかされてるとちょっと残念に思ってしまうのだ。
せっかく来てくれたなら、その場でしか味わえないものを楽しめばいいのにな。
あのコがどうのとか、それはここでなくても出来るのだから。
とまた余計な突っ込みが湧いてくるが、関係ないのでほおっておく。

アイス焙じ茶と煎り玄米がトッピングされたアイスクリームを食べ終わる頃に、その観光客らが去っていった。

あら、不思議。
空気がガラリと変わった。

いつもの、建物独特の心地好さに戻ってる。
他のお客さんは変わらず居るというのに。

へー、ここまで一瞬で変わるものなのかと
改めて感心してしまった。
多分普段は気づかないだけで、まわりでいっぱい起きてる事なんだろうな。

自分が何を心地好いと思うか。

ザワついてるのだとしたら、
何に反応してるのか。

今回の発見はちょっと面白かった。
ここまで一瞬で心地好さが変わるのなら、
自分でいかようにでも選べそう。

そしたら、自分の
愉しい・心地好いが
まわりの環境関係なく
どんどんKEEPできるようになる。

今日も暑く
面白い日だった。