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あちらこちらの あったかさ

昨日は身体を整える日にして、久しぶりに酵素風呂と整体へ行ってきた。
毎度月末近くや夏至冬至、春分秋分などの区切りの日近くになると身体を整えたりデトックスしたくなる。

酵素風呂は以前書いたが相変わらずスコーンと何かが抜け、出てきて涼んでる時にはまさに空っぽな感じになる。 身体がむくみがちの時や詰り感がある時はお世話になる。

整体も1ヶ月ぶり位だったかな。
職場の冷房で腰をはじめ肩やら何やらがパキパキになっていたのと、全体的に中心が右側にずれてきてる感があったので、整えてもらいたかった。 右利きだったり足組だったりいつもカバンを同じ方で持っていたりと、人は生活の中の無意識の癖で中心からちょっとずれてしまう事が多い。 そうすると身体の自然作用でバランスをとろうとし、どこかしらに負担が掛かることもある。 不思議なもので、一回自分の身体の中心が体感出来ると、左右どちらかにずれてくると分かるようになる。

今回の長梅雨で体調崩して訪れる人が多いと整体師さんが言っていた。
「野菜がものすごく早くダメになる。異常なほど。野菜がそうなのだから、同じ自然界の人間が全く影響受けないわけがない。」
面白い発想だなーと思いつつも、なる程なと納得。 この身体は食べ物で出来てる訳だから、状態の違いあれ確かに自然界という理から見たらそうなのかもしれない。 さすがに「野菜の傷みが早いから身体の調子も悪い」とは直結したことなかったので、真面目な顔して話聞きながら、その表現が楽しすぎて内心ひゃっひゃと喜んでいた。 ステキな発想。

お陰で身体もスッキリした。

土曜の今日は買い出しDAY。
都内だが、買い物は個人店をまわる。
ちょっと歩けばスーパーもあるが、米は米屋・野菜は八百屋・魚は魚屋で私は買う。

今日は青魚のタタキ丼みたいなの(正式名称が分からない)が食べたくて魚屋を覗く。 
ありゃ、青魚の刺身系がないなー。マグロとかの気分じゃないんだよなー。なので、おにーさんに声を掛ける。 
「鯵1匹だけなんだけどおろしてもらえるかな?」 
「あいよー」と威勢の良い声で一匹ひょいとつまみ、「これくらいのでいい?」と聞いてくれる。 
数分待てばピカピカにおろされた鯵が出てくる。 美しい~。
やっぱりプロに任せるに限る。 さばく手間賃は取らず、さっきまでまるっと活きの良かったのが300円ちょっと。 どう考えてもスーパーの刺身コーナーで買うより良いのではないのかしらと思ってしまう。 
ついでにイカの塩辛が欲しかったのだけど、ケースに並んでない。 まだ早かったか。 普段他では塩辛は特に食べないし買わない。 何かのおりにたまたま買ったら、ここの手作りの塩辛がめちゃくちゃ美味しかったのだ。
一応声掛けてみる。「塩辛今日はない?」
「あるよー」と奥から返ってくる。やった!
「出来立てだよー」と詰めたばかりの塩辛と鯵を渡してくれる。 いやいや、ラッキー!
魚屋さんの何がいいって、これなんだ。
その場で好みにさばいてくれるし、旬も教えてくれる。 今日のはどうするのがオススメ?と聞けば、調理法も。 その道のプロにその時のベストを聞けるのは楽しい。
夕方遅くに寄ったりすると「もうこれで最後だからオマケで持ってってー」と何か付けてくれたりする。 いろいろ、あったかい。

魚屋さんだけでなく、八百屋さんも米屋さんもお豆腐屋さんも、みんなこんな感じであったかい。
だから、あちらこちらと回らなければならないけれど、個人店で買うのが好きだ。
ありがたいことに、歩ける距離に揃ってる。


さて、ネギや大葉をたくさん入れて、薬味いっぱいの鯵のたたき丼にしよう。
スイカも冷やして、デザート付きだ!

素敵なお店でお料理食べるのもよいけれど
私には今日みたいなおろしたての魚で食べれるおうちご飯のほうが、自分へのご褒美になる。

みんなの あったかい が
ちらばっている。

ありがたいことだな。
 
今日も善き日。

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kitoma
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