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龍神さまへのご挨拶でシマウ5月
ああそうだ 龍神さまにご挨拶しなくっちゃ と久しぶりに住吉神社めがけて出かけたけれど 最寄り駅で適当な出口から地上へ出たらさっぱり方向が分からなくなって すぐそばにあった交番でお巡りさんに教えてもらった
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何で龍神さまへご挨拶しなきゃって思ったのかはよく分からないのだけれど うちから比較的行きやすい場所にある龍神様がここなので 気が向くと時々来させてもらっているのだけれど 以前は月イチ参りしたりもしてたのにトンとご無沙汰しちゃって ご挨拶も「ご無沙汰してます」からになっちゃった
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ここはなんだかいつ来ても落ち着く空間で まあ神社ってのは割かしそういう場なのだけどそれでもここはとても自然にチカラが抜けて 懐かしささえこみあげてくる場所
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ここに来た時は必ずすぐ目の前を流れている隅田川沿いまで出て 普段あまり見る機会がない河の流れをしばらくぼーっと眺めている
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この日は風で河が波立ち流れていて潮の香りも漂っていて この少し先にあるであろう大海原の気配を感じながら そこへ巡り流れている 水 に自分も溶け込んで 景色と一緒に流れていた
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私はベンチに座り 風を感じながら 目の前の水の流れを観ているけれど
同時にじぶんの内側も何かが流れ鎮まっていく
目をつぶっていると 鳥の声が聞こえ 通り過ぎる人々の話声が聞こえ 潮の香りがし 風が通り抜けて行く のだけれど その間も常に水は流れていて その流れと共に同時に それらの音や気配も現れては消えて行く
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そのとき どこで とか ここ とか そういった 場 はなくて
ただそれらの気配が 現れては消えるから 自分が今どこに居るかなんて そんなものはどこかへ行ってしまっている
ただただ 心地よさ しかない
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たぶん今の日常に 大きな河の流れ というものがないから たまにそういったものに出くわすと リンクしやすいのかもしれない
ただこういった 水 の感覚は以前からあって 水の流れを感じると 自分の中にもその流れを感じる
特に自然の中のそれらは同調しやすくて 滝とかそういった類は 普通の心地よさと一緒に 身体の中を通り抜け浄化されているかのようにクリアになる
自分の中にある水とそれらが共振する
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とーっても大きなケーキの壁が続いているみたいで
ふふふとなってみたり
気が付くと5月もシマイの日になっていて
あれ この前GWだったのにな
とか思ってしまう程日常が速いけれど
草花を観れば移り変わりを教えてくれて
街中は紫陽花がきらめき始めているから
ああそうか6月になるのね と
時間ではなく巡りの確認のようなものをして
いま自分はどこにいるのか
知ろうとしているかのように
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なんだか圧のようなものを感じるのだけれど
イヤな感じではなくて
各々の見えない壁のようなものが
それぞれ現れて来ていて
もうそろそろ壊してもいい頃かもねと
合図が来ているのかもしれない
台風ではないけれど
その圧が消え去れば
台風一過の晴天であることが
わかっているのだもの
イヤなことではなく
心地よさの前触れ みたいなもの
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そんなこんなの5月
お疲れさまでした!
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