踏まえたうえでのHello～

定期的に受けてる採血検査の結果書類が家に戻ったら見当たらない
ん？そう言えば帰りの受付で貰わなかったなあ　経過比較で数字は欲しいんだよなーと思い　今から貰えるか聞く為に翌日病院に電話した

総合病院なのでこういった内容は何をどうしたい問い合わせなのかハッキリ伝えないと相手も困るしたらい回しにされやすくなる
書類貰った記憶は無いのだけど絶対とは言い切れないしとか曖昧さを掲げて言葉を濁すとちゃんと伝わらないので　貰わなかったみたいなので再発行できるか確認したい　と何をどうしたいかだけ明確に伝えてお願いした

個人医院ではないから電話に出る人は電話受ける専門の人でそこから担当部署へ回される　私が帰りの受付でいつも貰えると伝えたので　初めは受付へ聞いてくれたみたいで受付では「こちらでは分かりかねる」だったらしい
それで次は診療受けた科へ繋いでくれてそこで直接私が科の受付の人に説明し　結果その日は私担当の医師が不在だったので後日確認後次回来院の時に再印刷して出してもらえるよう事は済んだ

その総合病院はオンラインで全て繋がっていて複数の科を受診していてもカルテは共有されるし受付通す度に受診カード通すので何がどこまでその日済んでいるのか分単位で全て分かる
今回の書類貰い忘れは　私はてっきり帰りの受付の人が渡し忘れたのだとばかり思っていたので　初めの受付確認してくれた時に「分かりかねる」という返答に「へ？」と思ったのだけど　そもそもそれが思い込みだったらしい

最後に受付で貰っていたから受付の不手際と決めつけてたけれど　その後専門科で話をしてるうちに　どうやら都度担当医がプリントアウトして持ち回り書類に挟んでいたらしく　その挟まれているものを受付で患者本人へ渡している流れのようで　ならばそもそもその結果書類が挟まれていたかどうか分からないと受付の不手際とは限らない訳で　あーだから「分かりかねる」という返答だったのかー

個人医院じゃないから受付も専門の派遣が入っている　という事はマニュアルは絶対なので個人的な判断でイレギュラー処理はほぼしない
担当医の先生がそもそもプリントアウトを忘れたのか（まあでも目の前で何か挟んでいたのは見てたからナントモだけど）受付のおねーさんが何かに紛れて渡し損ねたのか真相は分からないけれど　私が望んだ「結果書類を貰う」には繋がったみたいだから　それはそれでよくて

それよりも　私自身の思い込みがこんなに初めっからだったという事にあちゃーとなって　「受付が渡し忘れたんだろう」と思って電話してるもんだから　受付の「分かりかねる」という返答に一瞬ザワっとしたし
電話受付担当の人もある程度の受診の流れシステムは把握しているんだろうとも何処かで思っていたから　検査結果がどのタイミングで患者に渡されているかもその流れに入って分かっているんだろうとどこかなっていて　どうやら知らないらしいと気付いた時には　知らないのかー　と思っている自分がいた

いつもそうだったから　という前提で
思考がそう　思い込んでいる　というのが
まぁ　こんな風に当たり前になって
日々を過ごしているんだなぁと
その　当り前さ加減　にびっくり

いつもそうだから　で思い込んで
そうではなかった　時にその要因は
いつものそれ　だと決めつけちゃう

でも　いつものそれ　には
見えない部分でどうなってるかは知らない
というのは隠れていて

今回ので言えば検査書類が
どの時点でプリントアウトされてるか
なのだけど　実際平常ならば
そんな事こちらが気にする事ではないから
それはそれでいいのだけれど
何かあった時に
見えて知ってる部分を「全て」として
自分の判断が始まるから

もう一歩後ろに引いて
「自分が知っている」地点から下がって
「そのようには知ってるけれど」
くらいのニュアンスで

で　今は何が起きているんでしょう？　と
出来る限りまっさらに近い状態で
そのとき　を受け取れるようで在りたいなあー

まるっきり何も知りません　のほほーん
でもなくて
ガチガチの思考全開でもなくて

体験や知識もあるかもしれないけれど
それも含めた　初めましてのいま　に
真っ直ぐそのまんま向かい合えるような
そんな感じ

かつて　の体験や記憶をもとに
「初めまして」とする前にジャッジしないで
無限の可能性を自ら狭めないように

それでも慣習で
ジャッジは直ぐに出てくるから
そしたら直ぐに気が付いて
「初めまして　Hello！」と言えるように

あれもそうだった
これもそうなのね　と
小さな思い込みがプクプクと出て来ては
気づきを落として行ってくれる

ありがたき
当たり前の日常