まわしてすくい　静まり澄んで

朝市で元気な無農薬野菜に出会い
どれを連れて帰ろうかとキョロキョロ

立派な葉付人参と葉付蕪
大入りルッコラに決めて
持っていたエコバックから葉っぱがあふれて
歩く度にふっさふっさが愉しい

別のお店で化学物質不使用の朝採り蓮根も見つけ
今朝3時ごろから採りに出たという
ピカピカの蓮根を受け取ってご機嫌さん

採りたての蓮根なんて食べたことなくて
お店の方にお勧めの食べ方を聞いたら
シンプルにオリーブオイルとかで焼き
塩で食べるのが一番おいしいと教えてくれた

うちの近所では採れたてとかは難しいので
こういった出会いが嬉しくて
朝市とかでお野菜が出ているとわ～い！となる

子供の頃は辺りに無人販売の野菜が結構あって
農家さんの軒先や入口に小さなスペースがあり
季節の野菜や果物が無造作に置いてあって
小箱にお金入れてよく買っていた

さすがに都内では見かけないけれど
今思えばあれも朝採りだったろうし
ありがたい環境だったんだなぁー

買ったルッコラを
夕飯に用意しながらつまみ食いしたら
まーなんと旨いこと！
普段買ってたルッコラはなんだったんだろう
とか思ってしまう
それくらいベツモノ

こういう美味しいお野菜が
都内でも気軽に手に入ると嬉しいなあ

今日の朝市出会いに感謝だなあー

いつもの神社は七五三真っ盛りで
綺麗なおべべ着た坊ちゃん嬢ちゃんが
じーちゃんばーちゃんまで総出で訪れていて
とても賑やかでとても華やかだった

こういう時は境内全体に
喜びや楽しさが響き渡っていて
いつもに増して心地よさが広がっている

神さま諸々お忙しそうで
でもオヨロコビで
このワチャワチャを楽しまれているようだった

11月に入ってから
正確にはその少し前からだけど
感覚というものが
また少し変わりつつあるようで

こう
中心に戻ってはネジレ
そのネジレが戻っては静まり
そしてまたネジレ　みたいなのを
軽く繰り返しているみたいです

じぶんの真ん中らしきものを
撹拌されているかのような感じもあり
その撹拌によって
沈殿している不純物が浮き上がり
ああこれね　とまた除けて
静まることで透明さが増していく
みたいな

と同時に
この　かき回し　があることで
ひっくり返りへのステップというか
そのギャップがゆるくなり
自然な形に持っていってくれているような
そんな感覚もあります

どちらにせよ
感覚も自我範囲なので
あーだこーだ言っても仕方ない事ですが

こう
中心に戻るというか
真ん中に寄るというか　思い出すというか

そうなるパターンやルートや
ケースは人の数だけあるので

いま既に始まっており
これから始まる事でもあり
どんどん加速するこれらは

当たり前の出来事　として
浸透していくのかもしれません

もしくは

気付かないほど　自然な形で
変容されていくのかもしれません

なんにせよ
思い出しの扉は
開かれています