ハジメマシテがいっぱい

今日は東京でもハロ(日暈ひがさ)が見えて。
気象的にはお天気下り坂の合図らしいけど、そんなの関係なく綺麗だなぁ～。
太陽のマルの周りにマルなんて、空に大きな二重丸◎貰ってるようで嬉しくなっちゃう。

その時の色んな条件の重なりで現れてくれて、たまたま見ることが出来る自然って不思議。
「富士山に○○雲がかかる」とか、身近だと虹もそうだし。
あまり目にする機会のない自然現象を見れたりすると、おお～っ！となったりするけれど。

本当は私たちの日常も、ハロと同じくらいスペシャルなんだよなーと思ってみたり。

どんな状況もどんな瞬間も、たまたまその時の条件(ご縁)が重なってそうなったわけで、自分でどうにかしてその瞬間を作り出そうとしてそうなるものではないし。

自然だから特別とかではなくて、もうありとあらゆるものがそうなんだよなーと思ってみたりします。

まるで「昨日」の続きが「今日」のように感じて過ごしてるけど、家の中の事も外の事も昨日と全く同じものなんて何ひとつなくて。

同じ家にいて同じ家族がいて、同じ会社に行って同じ仕事して、同じ店に行って同じ買い物をして。
そう思えて連続性のなかで生きてると思えてるだけで、自分の身体さえ毎日瞬間生まれ変わっているのに、そんなのも忘れちゃう。
自分の変化さえ忘れちゃうくらいだから、他の誰かも物事も変わってないと思っちゃう。

もったいないのね。

ホントは毎日毎瞬「初めまして」で、その初めての驚きや感動がいっぱい詰まってるのに。

石ころ1つだって、その時の光のかげんで七色に反射して見える事だってあるのに。

あれは水だー。
あれは石だー。
あの人はこういう人だー。
自分はこういう人だー。

だから　こういうものだ

こういうもの　って
なんだろ？

そんな"決められたもの"なんて
あるのかな。

何で決まってるって
思っちゃうんだろ。

なんで
変えたくないって
思っちゃうんだろ。

どんなに頑張って
そう思っても

変わっちゃってるのにね。

変えられないものなんて
ないのにね。

不思議ね。