鮮やかさ届けて4月シマワレル
大好きな文旦を剥いた皮を捨てたら
生ごみBOX開けるたびにいい匂いがして
うふふとなってる
今までは聞こえなかった日常音が
飛び込んできて
うん?何で気になるんだろう?と思ったら
そうか 暖かくなって
窓を開け始めたからかーと気づく
閉じていたから聞こえなかった音たちが
開けたことによって飛び込んでくる
晦日詣でにいつもの神社へ行くと
なんだか周りがザワザワしてる
なんだろなーとみてみたけど
分からない
分からないまま本殿で参拝すると
本殿はものすごく静かで 明るく
何だかスコーンと突き抜けていた
あれ?と思い
何だか笑って楽し気な本殿向いてると
ああそうか
周りはどうであれ
真ん中に戻れ ということか
どれだけ周りがザワついていても
自分の真ん中はいつも静かで明るく
あたたかでしょう と
そこにお戻りなさい と
本殿内から出たら
さっきまでのザワツキはどこへやら
静かに抜けていた
辺りの樹にも挨拶をして
先月までと違うのは
より近しくなったというか
樹からもハグされてるような
そんな感じが深まっていて
そしてどこからか
”自分から開いてね”
と 飛んでくる
自分が開いた分だけ
周りもひらく
自分が開いたところだけ
周りもひらき
そこへ新が流れ込んでくる
もう本当は
閉じてる必要はなくて
だけど 今までの習性と思い違いで
100パーセント全開は出来てなくて
気づき と 手放し は
ある意味その時閉じているものを
どんどん開いていく作業とも言えて
自分を開けばひらくほど
軽くなって 通りが良くなって
自然やらのまわりからも
色々たくさん流れ入ってくる
きっとそのうち誰でも
無意識に自分全開で過ごせるように
なるんだろう
それのほうが心地よく
巡り流れがよいとわかるから
そして
自分全開でも
何の問題もなく 何ら否定されることもなく
絶対的に大丈夫なんだ と
わかるから
ただし その自分全開は
自我意識くんの思い描いている
「自分」とは
ちょっと違うかもしれない
自我意識くんには
そこは知れないセカイ
暖かさを運び入れてくれた4月が
シマワレます
そしてもう次の季節が
待ち構えていて
自然の準備も万端です
ここからまた
新た が 動き始めます
毎瞬 毎瞬
生まれ変わりです
鮮やかさが戻った4月
お疲れさまでした!