心地よい静けさであるとき
休日のいつもの神社は人出が多く
観光客の人 外国人のグループ
七五三宮参りの家族 散歩の人
いろんな人たちが混ざり合って
賑やかだった
その 上っ面の賑やかさから
すーんと少し引いて観ると
さわさわという葉の重なる音と共に
穏やかさが広がっている
人の話し声もあちらこちらからするし
鳥の鳴き声も聞こえ
音があふれてはいるのだけど
静か
座っている大きな石に
手のひらを付けて
余分なものを吸い取ってもらい
同時に彼らの振動を感じる
石を通して
大地と呼吸を合わせ
辺り一帯と一緒に
盛大な深呼吸をする
たぶん表上は
ただ大き目な石に座って
ぼんやり休んでる人
くらいにしか見えていないんだろう
機械的な人工音は
まるでミュートしたみたいに
しゅんっと消えるのに
風の音
揺れて流れる葉の音
池の水が流れる音
そんなものらは
消えることなく
より存在感を増して
立体的に音が降って来る
まるで
それしかないかのように
エネルギーの体感が
より分かり易くなってきている
ように感じる
全体性がそうなのかな
私だけじゃない気もするのだけど
呼吸をゆっくりしてみるだけでも
身体とそのまわりの動きが
以前よりも濃く感じる
湯船の中で
ゆーったりとした深呼吸で
氣の出し入れモドキをしてみれば
手のひらとか身体から
ナニカが動いて出ているのが
水の揺らぎとともに
感じやすいんじゃないのかな
なんだろう
とっても面白い身体感覚に
変わってきている気がするなあ
何が始まっているんだろう
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