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記憶のカイタイ 今へのいざない

ぬか漬けを食べたくなって
近所の漬物屋さんでぬか床を少しだけ買ってくる

少し前までは甘酢漬けとか
酢を使ったものが好みだったのに
季節が変わって身体が欲するものも
変わってきたのかしらん

お米さんと お味噌汁と
ちょっとした漬物とあとはメザシとか
そんな食事が一番ほっとして
美味しいなぁ~と感じるようになってきた

とか言って
ちゃんと肉も魚も食べるけれど
ふぅ~っと身体がゆるむのは
粗食と呼ばれるようなそんな類が
多いなあ

手の込んだ料理も好きだけど
焼いて塩だけとかが 一番美味しい



今までの自分の記憶の一切が
本当かどうか分からない だったら
どうなんだろう

この1年半くらいそんな経験してきて
はて 自分の記憶とは何だろう と
思ってしまう

自分の記憶ではそうだと思っていた事が
180度反対だったらしいとなったとき
それまで生きてきた人生 というものは
何だったんだろう

自分というものは
何を信じて生きて来たのだろう

何を 自分だ と
思っていたのだろう

そしてそれは
本当なんだろうか



記憶 というものは
何度も何度も上書きされて
勝手にストーリーが自分のなかで出来て
書き換えられて行くらしい

記憶というものを使うしか
今まで生きて来た を
思う事は出来ないから

その不確かなものを
わたしたちは 人生 と呼んでいる

そして
今まで生きて来た は
思い なんだ



だから
あの時あんな事思い掴んでいる事や
こんな事があったと持ち続けている事
それらは全部 思い だから

だから いつまでも持ってないで
吹き飛ばして 肩の荷おろして
軽くなろうよ と
いま 様々が起きている

思い だから

じぶんのもの ではないから



生きている のは
いま だけ

いま 生きている
生かされている

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kitoma
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