
絡まりがほどかれていきながら
街を歩くと沈丁花の香りがあちらこちらからしてきて心地よい
春が段々やって来ている気配が嬉しいなあー


何かが違う
何かが変わってきている
僅かにそんな感覚があるけど
それが何だか分からない
という風だったけれど
少しずつそれが分かるように感じるように
現れ始めているようです
”理解” の訪れもすごく早くなって来ていて
例えば以前ならば腹が立って
そのままそこへ引き込まれていたものが
一瞬腹は立つのだけれど直ぐに
「あ そうだったのか」というような
理解がやってきて腹立ちは消えて行きます
その 理解 も
相手都合とか一方的なものではなく
結局は自分が良しなになるよう
そう巡るためのものであったと
表向きの更に一枚奥まで見渡せて
これは少し前までは
一旦日にちがあくとか状況展開があるとか
何らかの手筈のようなものが挟まれていたのですが
今はそれもすっ飛ばして
いきなり 理解 としてやって来ます

面白いのはそれらが
自分の中の割と重めのネックになっている
思いクセとか掴んでいるものとか
そういったものとリンクしていて
そういった場面がやって来た時
「あ またか」と
以前のパターンに入りそうになるのですが
そこで入り込まず踏み留まって俯瞰していると
ポーンと 理解 がやって来ます
以前はそのまま絡まっていたものが
何でか分からないけれど
「そうじゃなかった」という理解が
どこからともなく出てくる感じです
そこでそのまま気づきます
「今までも そうじゃなかったのかもしれない」と

別の間口が開いたかのように
確固たるものだった思いクセが緩みます
今までその思いクセに
ある一方からしか当たってなかった光が
いきなり多方面から光が当たり始めた
そんな感覚です
この一連の流れが
とても早くやって来るようです
だから展開が速い
ここで昔のクセで
自我や思考を活動させると
「何で?どうして?」のループに
はまるかもしれませんが
流れがとても速いので
淡々と観ていれば思考らが来る前に
理解がやってくるのではないかなと感じます

理解 がやってくると
やがてそれは
感謝 へ変わります
あれほどまでにこじらせていた
ぐるぐるの思いクセらが
感謝へと変わり
まるで光の粒になったかのように
消えて行きます
ああ これを知るための
今までだったのか と
深い静かな安堵とともに
このセカイの不可思議なものに
驚きと
何とも言えない畏敬のようなものが
湧いて来るかもしれません

これからはどんどん
このセカイの摩訶不思議さを
感じられるようになります
いいなと思ったら応援しよう!
