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うちがわへのひっくり返し
ココアが飲みたくなって小鍋で練る
そういえばこれも変わる瞬間があるのかしらとフと思い 練り練りしながらじぃーっと様子を伺っていると あ! あった
その瞬間香りが濃くなりナニカがふっと変わる そんな瞬間を目撃出来た
何も入っていない純正ココアだからなのか分からないけれど ぎゅっとしまるような変化する瞬間
普段何気なくやっている事にも きっと見逃しているだけでそういった瞬間がいっぱいあるんだろうな
お湯が沸騰する時もそうだろうし揚げ物とかでも(最近は揚げ物やらないけど)カラッとあがる瞬間とか 形態が変わる瞬間 ちょうどいい塩梅の瞬間 そんなものがまわりに溢れていて それが当たり前すぎてきっと沢山見逃しちゃってるけど その瞬間の目撃が続くと まるで日常が奇跡の連続のように感じられる かもしれない
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それはたぶんニンゲンにも言えることで
過去から未来へ さっきからこれからへ
流れている という無意識の感覚の中で
いつも過ごしているから見過ごしちゃうけど
留まっている という事はしていないから
自分というなかでも
変化する瞬間は沢山あって
というよりの その繰り返しで
さっき を持ち運ばなければ
いま というのは 初めまして で
変化を目撃しようとしたら
何かと比較しなきゃいけないから
まあー矛盾はしているけれど
自分の中に思い描いている「自分」と
いま の自分との変化は
よーく観察していれば目撃できるもの
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外は風がぴゅうぴゅう吹いていて
時折とっても大きな音を連れてくるのだけど
風が強い というのも
気圧の高低差から生まれる という事を知って
つまりは エネルギーの強さの差とも言えて
それが大きいからこんなに風が強いのかと
その原理というか仕組みというか
そんなものを知っておくと
単に「風が強くてヤだなあー」だけじゃなくて
その奥の
何で現象として強風がこんなに続いているんだろ?
と そんな疑問の扉に来ると
現象としての現われをひっくり返して
じぶんの中の何かのアップダウンの差とか
揺さぶられている大きさとか
そんなものへの視点が顔を出すかもしれない
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知らなければ
自分という中には思い描けない
知って 知ることで
それを外側から内側へチェンジ出来る
それを頭使ってやるのではなくて
思考で考え抜くのではなくて
あ そうなのか と
どこかからポーンと飛んで来る
そうやって
少しずつ分かりやすく
仕組みも明らかになっていって
受け入れやすくなっていってる
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意味付け も
がっつり持ち運んでしまうと重いけど
そんな見方もあるのね
そんな感覚も出来るのね と
違う角度を発見できる道具として
やわらかに軽やかに使えると
とても素敵な魔法となるから
まあその前に
あらゆる物事に意味づけしている
ということを
ちゃんと認め受け入れなきゃだけど
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これが地球というところの
面白い世界なのかもしれない
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