自分のもの にしないで 観るということ
ものすごーく細やかな事が行われていて
あまりに微細で
それが起きているって 認知出来ないくらい
それでも 分解が始まって
その隙間を
垣間見る事が出来るようになった人々は
その気配や欠片の破片をほんのちょっとだけ
のぞき見する事が出来ているのかもしれない
ある1ページのひと段落だけ
パッと文字が浮かび上がって
読めるような感じ
それでもきっと
どこかで感じているんだろう
そう起きている最中でも
別の方向からはとてもあたたかな声で
「だいじょうぶだから」と
囁き続けてくれていて
それが
飲み込まれそうになるのを留めてくれる
ひと筋の光となってくれているのを
これが 洗い流し だと
分かっていても心地よいものではなくて
かと言ってすっ飛ばし出来るものでもなくて
だからと言って
自らを責める類のものでもなくて
今まで脈々と個ではないもの含めて
知らない所で溜まってしまったあれこれを
単に いま 洗い流せるトキが訪れていて
この側面の担当だっていうだけなのだから
そして他の側面は
他の誰かの特質が担当してくれていて
それらは皆 承諾してそれをやっている
それにしても細やかだな
本当に端から端まで
丁寧に折り重ねるように
見逃しようのないように
振りかけてきてくれる
ありがたいのか何なのか
よく分からないけれど
でも
それが故 もう確実に
逃すことなくココで流せると
どこかでそう わかってる
かつて が呼び起こされているのであれば
それは 責められているのでも
省みるよう促されているのでも
まだ祓いきれてないのでも
そんなものではなくて
もしかしたら今回のそれは
ものすごく濃くて深くて
重苦しさが伴っているかもしれないけれど
それがゆえ尚更引きずられて
圧迫に右往左往してるかもしれないけれど
もし ほんのちょっと勇気を出して
その重さの最中にハートに留まり
そこからそれを 観よう と
意識を向けられるならば
そのとき 今まではみえなかったものが
現れてきてくれるかもしれない
全てに繋がる糸口が
姿あわらしてくれるかもしれない
そこに辿り着くまでの
今の濃厚さで深さで緻密さで
荒々しさや粗雑では
そこに向けないから
もう世界は変わっていて
澄んでいて 軽やかで
その分この重々しさの纏わりつきが
妙に何かを煽るけれど
違うんだよ
澄んで軽やかになったから
これが起きれるようになったんだよ
さて
もうひと仕事 だね
バックアップ体制は万全
みんな だいじょうぶ