いま　どこにいる？

頭を使って想像出来たり
理解出来たりする範囲では
ソレはないとどこかで解っていながら
それでも一生懸命
もしかしたらこうかもしれない　と
色々試してみたりして
本当に自我はがんばる

そこから目を背けさせようと
興味を向けないように
思い出さないように
外の世界へずるずると引っ張り出す

気を抜くと
頭の中におしゃべりが始まっていて
いつの間にか要らん事を考えていたり

あれをやったら楽しそう
それも役に立つかもしれないと
また　ソレから遠のけさせようとしてる

気が付けば気が付くほど
なーんて今まで
自我の策略にはまりっぱなしだったんだと
ちょっと驚くくらい
ひっきりなしに構ってくる

つまりは

ぜんぶ
今までのぜーんぶが
そうであったわけで

これこれこういう訳とか
こことここだけとか
そんなもんではなくて

もう　ぜーんぶ
信じているあらゆる全部が
ズレている　と思っていいほど

そもそも　信じてる　のは
自我だから　自我の世界だから

その　根本の引っくり返りが
起きようとしている　いま

色んな人に　色んなカタチで現れていて

外側にドプンと浸かっては気が付いて戻って
それを何回も何回も細かく繰り返し
土台の揺さぶりと
耕しのようなものが起きている

何回も何回も繰り返す事で
あれ？　という気配が増えてきて
見えない違和感のようなものが
段々ひろがってくる

それは　見えていないけれど
今までの自分　を壊されるんじゃないかという
そんな生存本能みたいな
オソレが含まれてるから
ちょっとヤな感じもするかもだけど
でも
それを感じているのは自我だけ　であって
じぶんのなかをよーく探ってみると
どこかにその反対の感覚があるから
そこに収まると　安らかになる

そもそも
何でそれを自分は信じて
当たり前としているんだろう？　と

もうそこらへんにも
響くようになって来てるんじゃ
ないのかな

外側へ何度でも飛ばされるけど
それをやらないと　違い　が分からないから
そして
本来のウチガワの安らかさへ戻って
その安らかさを　主軸としていくよう
転換されていく

うん　でも
ポンポン飛んで戻ってしかも速いから
ちょっと疲れちゃうよね