
陽(火)と水と地と風と
太陽はまだ夏残りだけど
風は秋の香りが含まれてきた
午後にはスコールのような雨が訪れ
台風地域の方々には申し訳ないけれど
東京では恵みの雨となる
アスファルトに熱がこもり
夜でも気温が下がりにくくなってたけれど
このスコールで少しは冷えるかしら
植物たちは束の間のシャワーを
楽しんだかしら
さすがにずっと猛暑日だっただけあって
スコール上がって30分もしないうちに
道路もあれよと言う間に乾き
まるで何事もなかったかのような
風景に戻っていた
空気は少し潤いおびて
呼吸がしやすくなったみたい
自然はちゃんと自動調整してくれて
その時々のベストが訪れている
ニンゲンの頭で
たとえそうだとは思えなくても

相変わらず降り注ぐパワーは強いから
まぶたを閉じればいつでも眠れそうだし
そうかと思えば 上に氣が集まり
言葉 が止まらなくなったり
けれどもやっぱりストーリー性から観れば
見るもの聞くものメッセージが強く
なんだか ぜんたい が ぜんりょく で
動き回っているような感じもする
どこまでこのパワーは強くなるのかしら
そのうちこれも
”当たり前” になってしまうのかしら
まるで全細胞が反応しているみたいに
DNAがくるくると動き回るみたいに
身体のすみずみまで
その振動が響き渡っている
あらゆるみんな
あらゆるすべて に

そろそろ起きてくださいよ と
モーニングコールが鳴るかのように
音 にまでならない 振動 で
呼びかけられている
自分 には分からないところで
揺さぶられている
ノックされている
囁かれている
でもそれは
自分 にはあずかり知らない所で
訪れるベストなタイミング

崩れる ということは
新しいものが築けるということであり
新しい物事が観えるということで
壊せるということは
ありがたいこと
こわがることではなく
次へとつながること
そして
壊れる 変化する
そのようなものらは
すべて 自分 の頭の中の事

壊れたように感じ
変化したように捉え
ヨキ方向へ向かっているように
進んでいくように捉え感じる
この
自分が生きている人生 というものの
スパイスのひとつ
いま
大きくくずれようとしているのは
そのスパイスを増やすことではなく
もうスパイスもいらないよね?
という囁き

風向きが
変わるとき
いいなと思ったら応援しよう!
