ありがたさ満る蟹座満月

気が付いたら今年最後の満月で
明け方少し前の部屋から見える空には
まんまるのお月さま

早いなあ
この前新月だったのに

さてさて何が満ちたんだろう？

今回の満月　というよりも
この一年の満ちたもの　という感じで

何だかんだでくるりくるりとひっくり返り
今まで　をお掃除して　手放して
これから　も同時に消え去って
はだかんぼうになったとき
そのとき　何がみえるのかな？
何が起こるのかな？
自分になーんにも取っ掴まりをなくしたら
そしたら何が出てくるのかな？
そんなこんなを彷徨って
それで迎えてくれたのは
いまのそれでいいんだ　だった

あの時ああだったんじゃないか　とか
こうやっとけばもしかしたら　とか
そりゃー色々ワサワサ出てくるけれど

ぶんっと飛ばされてもどこかで気づいて
そのたび　真ん中トコトコ戻って
静かな　安らかさ　からまた始めて

その繰り返し

いま　へ戻る繰り返し

そうしてるうちに
何かが変わった　いま　にいたり
何かに気付いた　いま　にいたり

何にせよ　何やろうとも　何思おうとも
いま　それがそうなっているから
それでいいみたい

これからどんどん
こうせねば　が緩んで行って
コントロール出来る　という
勘違いも薄れて行って
両手挙げてばんざーい　としたほうが
ラクだぜよーとなってくる

それを分からせてくれる出来事が
起きてくるし　見せてくれる

エゴ自我意識の在り方が
少しずつ変わって行って
それも感じられるようになって
エゴ自我にしがみつかなくても
大丈夫なんだ　となってくる

みんなが
それぞれ　それで大丈夫なんだ　と
思い始めたとき

いったい何が起きるんだろう

どれだけヒカリが放たれるんだろう

そんなヨロコビの気配が満ちた
今回の満月

みんなの　安心　が
ひろがっていく