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なんてことなく
なんてことのない毎日が
なんてことなく過ぎ去っていく
でもそのなんてことない中に
いったいどれだけの宝物が
秘められているんだろう
UPしてDOWNして
右いって左いって
昇ったかと思ったら
急降下したりして
あたふたしたり
喜んでみたり
驚いたと思ったら
笑っていたり
まったく
コイツは忙しい
ちょっと何かあれば
ものすごく悩んでみたりして
かと思えば
スーっと引いて
何で悩んでたんだかさえ
忘れちゃったりして
そんな
なんてことない毎日が
なんてことなく過ぎ去っていく
どの立ち位置から観るかで
モノゴトは変わるけれど
どこまで考えても
どこまで感じても
言葉の世界からは
抜け出せないから
自分には
こんなところあるから
まだダメだとか
こんな思いが
いつまでも抜けないとか
まあ色々あるけれど
くるっとひっくり返して観れば
それはひとつの個性であり
味わいでもあり
キラキラ輝く洋服の
ひとつの
ホンの一部のカラーであり
それ含めての
いま在る姿で現れであり
でーんとヒカリ輝くぜんぶの中の
自分が決めた囲いの中の
ここだけがどうしてもねぇと
そこだけピンポイントで
フォーカスしてるようなもんで
ちょっと引いて観れば
その
ここだけが という思いすら
ぷよぷよ浮き現れては
消えていく
それら
まるっとひっくるめて
なんてことのない
でも
キラキラヒカリ輝く
ナニカが過ぎ去っていく
空あっての色の世界の
遊び方は無限で
なんでもよくて
空に留まらなきゃあかん
もあれば
色だけ楽しんでればいーやん
もあり
そのどちらも
間違いではなく
許されており
それが個性のひとつでもあり
彩りでもあり
カラーは無限で
この色はこれだけってのはないから
どこまでいっても
グラデーションで
だから
どんな個性も
どんな思いの衣を着けていても
そのまんまで
いい
自分に合わなければ
好みに変えればいい
すべてが
うつろい変わりゆくなかで
自分だけは変わらない
なんてことはないのだから
自分で
変わらないと決めさえしなければ
無限のグラデーションに
飛び込める
いまのカラーが
心地よいのならば
そこでゆったり遊べばいい
なにもしなくても
変化はしてるから
変わらないと決めてることに
ココロふさぐこともない
自分の世界は
自分だけのもの
まわりに振り回される必要もなければ
まわりに気をやむ必要もなく
けれども
自分しか
自分のことは
観てあげられなくて
自分の世界だから
その
自分のなかの
まばゆさに驚けるのも
自分だから
この
なんてことのない日常の
なんてことない自分の世界が
ジブンを発見するたびに
驚きがあって
喜びがあって
じぶんが
じぶんに
満たされた
じぶんの世界が
無限のグラデーションとともに
輝いていくんだろう
なんてことない日常は
ヒカリいっぱいに
いまも
みたされている
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