知っているだけがセカイ
夢見はまだ続いていて
毎晩ではないけれど時々現れては
ああそうだったのか を連れて来てくれる
登場人物は知った者たちでも
何の脈略もなく前後もないストーリーが
現実では成し得ない事をしてくれて
”思い”が消えて行ったり
その自分らしき目線のやりとりを観て
目覚めてからさまざまな気持ちが湧いてきたり
面白いなーと思うのは
夢の中では 自分 というものが
目線感覚だけというもので
まるで目の穴の中から覗いているような
行動は起こしているけれど
これが自分の肉体 という感覚が薄