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【omoshiroワカモノ図鑑④】落ち込んだ“気分”を科学で解決!?!?富山のスーパー高校生、島田彩音さん

「富山はつまらない。」そう思っていませんか??

この企画は、富山県にいるomoshiroi若者をインタビューする企画です!

この記事を読んで、「こんなに面白い若者がいるんだ!」「こんなにチャレンジできる環境があるんだ!」と発見していただけたら嬉しいです😊

今回インタビューした方はコチラ!

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島田彩音(しまだ あやね)さん
富山国際大学附属高校(国際英語)3年

〈プロフィール〉
高校生活を通して、アメリカやマルタ共和国、シンガポールなどを旅行。
1年次には、英語ディベート全国9位受賞などの成績を修め、
2年次には、第10回データビジネス創造コンテスト最優秀賞。
4月からは、慶應義塾大学環境情報学部への進学が決まっている。
趣味は旅行、カメラ、食べ歩き、運動、ワクワクすること

今回は、島田さんの高校3年の軌跡と、研究内容、今後の展望まで、たっぷりお話をお聞きしました。ぶっ飛んだお話がいっぱいですので、最後まで楽しんでいただけたらと思います!

1 高校進学のために大胆行動?!そのきっかけとなった海外経験

―国際大学附属高校を選んだ理由はなんでしたか―

中学生の時に、親に海外行ってみたら。と言われ、なんとなくイギリスに行ってみました。今までの富山での生活とは全く違うものがそこにはあって、世界の広さを実感しました。その経験から海外に興味を持ち始め、国際大学附属高校に入りたいと考えるようになりました。


―そうでしたか。特にご家族からの反対とかは無かったですか?―

実は、家から富山大学附属高校までの通学時間が2時間もあり、私立の高校だったこともあって、専願を公立にせざるを得ませんでした。でも、どうしても行きたいと考えていました。そこで、「願書出さなきゃいいじゃん。」と思いついて、それを実行しました笑


―え〜!!すごい行動力笑笑

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部活に励むあやねさん。キリっとした表情が素敵。

2 怒濤の3年間!突き動かしたのは「好奇心」


―大胆な決断をしてまで入学したとのことで、高校には相当の思い入れがあると思うのですが、どのような活動をされたのですか?

はい!まず、高校1年生はなんと言っても“一人旅”ですね。
初めて、全てを自分でするという経験が大きかったです。最初、親に許可を貰えなかったので、プレゼンをして説得したのですが、その結果「もう行って来い」と言わせることができました笑

2年生は色々なことにチャレンジした年でした。
様々なオンライン講座に参加、金谷さん(複業先生という事業をされている方)に出会ったり、NPO法人にお邪魔して研究したり…と多方面に活動しました。

―ひぇ。内容が濃すぎて、ついていけないですね笑 そこまで、される原動力って何なのでしょうか?―

好奇心ですかね笑
何かを始めると、追求したい!となります。だから色んなことに挑戦し続けるんだと思います。


―好奇心があやねさんを突き動かしているのですね!素敵ですね!

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一年次に行ったマルタ島での一枚。絵になる…✨


3 落ち込んだ“気分”を科学で解決!?個人研究「スマートミラー」とは?

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―そんなチャレンジャーなあやねさんの、3年生の時のエピソードが気になります!―
3年生はひたすら、受験。とにかく地獄でした・・
それ以外に力を入れたのは、私の個⼈研究である、表情から⼈々の⼼理状態を把握できるスマートミラーの開発です。気分や感情の変化って、「受け身の要因」が多いと思うのですが、その問題を解決したい!と思い研究を始めました。

鏡は生活の中で常に見る物です。だから、鏡から毎日表情の浮き沈みのデータを取って、表情や気分が下がっていたら「笑顔の練習をする」といったフィードバックができる機能をつけたらどうか、と考えました。
いずれは、街の平均値をとって、街ゆく人の気分に合わせて、街灯の色を変えたり音楽を流したり、クーポンを配ったりといったことができたらと考えています!

―とても興味深い研究ですね!私も使ってみたいです…!

4 夢は「架け橋」になること!大学生活の展望は??


―このような3年間の取り組みを⽣かして、慶應義塾大学環境情報学部にAO受験をし、みごと合格されたとのことで、おめでとうございます!なぜその大学を選ばれたのですか?また楽しみなことは?

はい。ずっと、理系なら理系。文系なら文系、とその研究だけをするという学問のあり方に疑問を持っていて、もっと色んな分野が混ざっていても良いのに…と思っていました。そのため、学問の境界が決められていないSFCを選びました。そこには、学生起業家とかゴロゴロいて、何より自分が研究したかったヘルスケアを研究している先生もいらっしゃいます。1年生から研究室にも入れると聞いて、ここだ!と思いました。


楽しみなのは、多様性のあるメンバーで同じ研究をすることですかね。
学問のあり方の部分もそうですし、思いもしない意見に触れることができるからです。
また、色んな分野に興味があるので、それに触れるきっかけになり、最終的にはそれぞれの分野の架け橋になれたらと思っています!


―それぞれの分野の架け橋!あやねさんならきっとなれると思います!

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5 暇が怖い?!ストイックな自身の性格について


―今のところ向かうところ敵なしの印象なのですが、島田さんにも怖いものとか、弱点ってありますか?―

1番は暇な時間が怖いですかね。
今、自分が暇でゴロゴロしていても、その間に他の人たちはもっと先に言っているのではないか。なんて考えて、恐ろしくなります。

―暇な時間が怖い。ですか・・何というか。もう尊敬します笑。最後にご自分の性格について、教えてください!―

フッ軽です。笑
ただ、好奇心のままに動きすぎて全部中途半端になりそうで怖いです。
それと変なところで、完璧主義です。例えば、ノートを綺麗に取ろうと思ったページは、一回でも字が汚くなったら、もうそのページは使いたく無くなります!できない自分に絶望するんですよね…

―えぇ!そこまで!?やはりこだわりを持つポイントが人並み外れていますね

最後の最後までストイックでアクティブだった島田さん。今後の活躍が楽しみですね!
そんな、島田さんの取材はここでおしまいです。ありがとうございました!

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グローバルかつテクノロジーにも精通した、好奇心旺盛な
あやねさんの大学生活に乞うご期待!😉

〈編集後記〉

書いていて、ずーっと焦りを感じていました。ここまでやるか。ってぐらいの努力と、その直球な性格、羨ましい!そう思いました笑何より年代が同じだからこそ、自分と比較しやすくて、、、困りますね笑 冗談です🤣自分も負けない!と思わせてくれたあやねさんに感謝です💪この記事を読んだ方もそう思ってくれるといいなと思います。最後に、これからもあやねさんを応援しています‼️(文責:豊永雄正)
あやねさんのパワフルな活動や想いに触れ、取材をしていてとても元気がもらえました。大人顔負けの密度の濃い内容すぎて、すべて書ききるのが大変でした(笑)この記事を読んで、あやねさんの魅力が読者の方に伝わればと思います。(脚色:秋元結羽)







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