運命の人を一考します
何言ってんだって話しですが、まぁ久しく彼氏はいません。正確に言うと、久しくではないけれども。今年の目標は"結婚とかいったん置いといて彼氏つくってみる"だったので、3月に出来ました。そんでめんどくさくなって、某19様を言い訳に別れました。その間、計5回くらいしか会ってないので、まぁこれはもうカウントしなくていいでしょう。ゴメン。ただ今年の目標は達成しました。ありがとう。
さて、恋愛ごっこを何度かしてみて感じたことをここに記しときたいと思います。まずね、面倒。ごっこが限界。お互いによそゆきで繕った鎧を纏ってさ、しかもこっちは接客業で鍛えた共感力や質問力で一生懸命お話ししてね。疲れたくないんだわ。技術駆使してお話しするの怠いんだわ。
それから、性別が男性の場合さ、カッコつけてハイブランド持ったりキザな態度取ったりとか謙遜した言い回しとかやめた方がいいよ。結局ユーモアと清潔感と自然体でいい笑顔なのが大事よホント。
そんな私はどうなんだって言うと、そろそろ肌綺麗ですねなんて言われなくなってきた何ならマスクで口まわりが荒れて、今モンスターみたいになってる30代。過去お付き合いした人はダメ男であると太鼓判を押せるタイプ。私は割とグイグイ押されたらまぁいいかと気を許しがちタイプなので、幾多の危ない橋を渡ったうえで現在生きてます。自他共に認める、人に優しく自分を大事にしないメンヘラ気質の性別女性であります。
恋愛が面倒な理由は更にある。これが一番の原因かもしれない。東京ゲゲゲイの“ダンスが僕の恋人”よろしく、“音楽が私の恋人”なのである。これはもう仕様がない話しなのだわ。産まれる前から轟音の英才教育を受け、仮面や化粧したバンドマンのステージを観ながら育った私にとって、それは人生なのです。人間として私が持っている感覚の中で、どうしても奪われたくないモノは音の感知。これが無いならもう生きてる意味は無いのです。
暑苦しいですね。もっと暑苦しくなります。
最近は胸を張ってオタクであることを発信していこうと意気込んでいる。ビジュアル系が好きなバンギャです。ライブ行ったら暴れるタイプです。Plastic Treeが基本的に好きです。守りたいあの笑顔。課金します。働きます。推し事に精を出します。ということで、そもそも見かけがきれいな人が好きです。誰もがそうかもしれないけれど。そして手軽にきれいな人を愛でられる時代なので、現実世界でそんなことは早々ないし必要ないのです。
じゃあ運命の人はどんな奴なんだって話し。前置きが長かったですね。この長文を簡単に読めるあなたは多分変わってます。私は割と無理。
中高生ぐらいの時から、私と類友は“縁側族”と呼んでいる。平屋の縁側に座布団を敷いて、お互い庭を眺めつつお茶をすすり、目も合わさんと他愛のない話を永遠するような関係のことです。
これです。
これが大事なのです。
私が服や音楽について永遠喋ってることを近くで爪切りながら適当にきいてるようできいてないと思いきや同じ話題の情報差し込んでくれるような人。こんな奴いたら明日にでも結婚するわ〜って思った午後の昼下がりだったのでした。
誰か紹介してくれ。
(完)