幼少期に忍たま見てた人間が『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』観に行って雑渡さんが刺さって二度目をキメた話
気が付いたら二度目をキメていたkitoです。
どうしてこうなった(頭抱え)
まさか今更忍たまが「コンニチワッ」するとは思わなかったよなぁという思いと共に書いてます。
公開後視聴後からの綺麗な流れをご覧ください。
【忍たま事前知識と映画に行くまで】
●幼少期の思い出
所謂「小さい頃忍たまを見てた勢」です。毎日見てたのを覚えてる。
意外と長く見てたので、全体的にキャラがわかる状態でした。
は組の面子に先生達、台所のおばちゃん、くの一面子、上級生組、小松田さん、利吉さん、ドクタケ、兵庫第三共栄丸、そのあたりはそこそこに知ってる感じでした。
見て無くても忍たまって定期的に盛り上がるので、上級生組や小松田さんあたりは大きくなってからどこかで知った記憶。
イベントステージの放映で忍者刀の立てかける理由や音をたてない足運びとか、そのあたりを忍たまで覚えたな、というのを思い出す。
なので忍たまは、たとえ見て無くても「ドラえもん」みたいな感じで幼少期から好きな作品、というくくりでした。
●好きな作品の映画は行きたいよね
忍たま映画を行くと決めた理由は、わりとシンプルにこれでした。
しかも「あの土井先生が闇落ち!?」はテンションがあがった。闇落ちはみんな好きよね…!!!!
「原作小説ありき」って事は雑な闇落ちじゃないんだろうという安心感もあったので、「絶対面白い奴だから公開されたら忘れぬうちに行こう」を早々決めてました。
情報をそこそこ追うなかで、登場人物紹介とか流れてきて、「ふんふんだいたい知ってるまぁ平気やろ」と特に予習なく突っ込みました。
忍たまは長寿番組なので、「数年きちんと見てないなら知らないキャラもいるけど他がそこそこわかるからOK」ぐらいのノリでした。
タソガレドキ君、滅茶苦茶事前紹介PVで出てたのにね…
まさかそれが、あんな結果をもたらすとは………
【映画視聴~そして衝突~】
●映画、滅茶苦茶面白かったね!!!
映画観に行って、「観に行って良かった」「凄く忍たまらしい映画だった」が観に行っての感想でした。
記憶に薄らとある映像に比べてシリアスみが強いけど、は組の手裏剣シーン、きり丸のドケチ忍法やしんべぇの食べ物に対しての所、ドクタケミュージカルや、最後でみんなで帰るで、流れる「勇気100%」等々
凄く「ああこれが忍たまだよなぁ」という童心に帰らせてくれるような映画でした。
童心に帰りつつ、土井先生のまわりや強さ、6年生や5年生の活躍、利吉さん、山田先生、彼岸花のくだりなんかは、がっつり「大人ならわかって楽しめる恰好良さ」が詰まってて「忍たまでこんなの見れていいの!?」と多幸感まである映画でした。
凄くいいもの見れたなぁ、でした。
ある一点を除いて―――
~誰よその男!?(登場人物紹介に出てた人です)~
公開直後の叫びである、直角に刺さりました
そう「タソガレドキ忍軍組頭 雑渡昆奈門さん」である。
実は映画観に行ったのが初週の土曜日なのでわりと最速組に近しい所だったのですが(その後の予定が取りづらかったのでここぐらいしかなかった)
TLに流れて来る金曜行った人達の感想が「利吉さんのお兄ちゃん発言がやばい」「六年生(悲鳴)」「ダーク土井先生」と何故か「ダーク八方斎」が割合を占めてたので、完全な不意打ちでした。毒手裏剣くらったんか?
知らんが!?知らんよ!?!?完全脇キャラか映画オリジナルキャラだと思うやろ!!!!
違うんかい!知らんが!!(二度目)
何でこんな恰好いい人誰も教えてくれなかったんや!!!!!!!
フォロワー曰く「16期登場で忍たまが今のレベルで盛り上がったきっかけの時期のキャラなので(kitoさんなら)知ってると思った」と言われて、「みんな(恰好いいのは)知ってるものなので言わなかった」をくらうとは思わなかった…。
はい、雑渡さんに予想外にぶつかったのでした。
●雑渡さんの事もっと知りたい
刺さってからは行動が早かったでした。エゴサして絵を見つけいいねし、フォロワーから登場回聞いて過去映画(全員出動見て)、登場巻と過去設定が語られてる原作漫画を買って読み、が軍師映画観に行った翌日の事である。
流石そのあたりは忍たま、探せば探す程にわらわらと色々出て来る出て来る。
さ、流石伊達に長寿ジャンルじゃねぇ、と震えながら、その恩恵に預かってまる。長寿ジャンルすごい。
アニメの登場回は全然まだ見れてないので、消化していきたいですね…。
とりあえずいつTVに出てもいいように毎日録画はキメた←
【雑渡さん恰好いいよね】
●映画での恰好良さ
映画で見せつけられた恰好良さ。
決して忍術学園の味方ではなく、強くて、物騒で、容赦がなく、それでいて茶目っけもあって、無情ではない。
映画で好きなシーンが幾つかありますが、山田先生が「土井先生は必ず連れ戻す」という言葉に即座に「いつですか」「ひとつきですか」「みつきですか」と捲し立てるシーン。
雑渡さんは忍術学園の敵ではないけれど、かといって味方でもない。協力はすれ、「タソガレドキ」が第一。組頭なので。
だからこその、「子供向けとは思えぬ非情さめいた言葉を言う」シーンが、「お、大人のキャラだ…!!!」と凄く響きました。そういうキャラ、大好きなので。
もう一つ好きなシーンは皆ご存じ、利吉ズvs雑渡さんの所。
利吉さん、描かれるごとにいつも「できる忍者で恰好いい」のイメージが、幼少期の記憶補正もあって根付いてたのですが。
つっよ!!!!なにあれつっよ!!!!!
明らかに手加減してるとわかる描写で、3人相手の立ち回りをやすやすとやってのけて、さっさと行ってしまう。
あまりの恰好良さから最後に出る「恨むなら私を」という言葉と、全て終わった後の「忍術学園の恨みを買わなくて良かった」の言葉。
そんな言葉が忍たまのキャラで出る事あるの!!????
色々くらった結果、映画終了後に叫ぶ人間が一人発生したのでした。
雑渡さんはズルい。
●設定盛りすぎでは???
衝撃くらった結果どうなるかというと、とりあえず滅茶苦茶に調べる登場シーン見に行ったりするわけですよ。
そうしてわかる「設定盛りすぎじゃね?」問題
あれで部下に超絶慕われる程の人で、部下想い。そのわりにお茶目度もあったり、全身火傷やら、座り方やら。
そういえば映画でも、尊奈門さんに「はい先生!」してたり、お尻に手裏剣刺さったの爆笑してたりしましたもんね…。
原作読んで「子供は可能性」と言ってたりしたのを見ると、利吉たちへの手加減も「忍術学園の恨みを」の意味もあるけど、純粋に「若い者への手加減をしてた」あたりもあって
何だこの人!?!?と調べれば調べる程なったのである。
まじで
何だこの人!?!?(〇回目の叫び)
【そんなこんなで映画二回目をキメてきた】
●映画二回目をキメた話
そんなこんな。
流石にこれだけ調べてると「も、もう一回見たい。雑渡さんもそうだけど色々知った今改めてもっかい見たい…」となって。
人を連れて二回目をキメてきたのでした。
二回目、良かったね…。ガンにいつか効くようになります。
二回目なので、細かい部分を見つつ。改めて雑渡さんを拝んできました。良かった…。とても良かった恰好良かった組頭…(拝む)
次は4DXかな!!と計画を立ててるあたりに、もう戻れないところに来てる気がします。今更だね!!!
あ、買い逃した豪華版パンフは無事予約しましたありがてぇ。
●忍たま普通に面白いよね
雑渡さんに刺されてる状態ではありますが。
改めて大きくなって、大きくなったからこそ、忍たまを見てわかる事もある。実際に毎日見るようになって感じる、安定の面白さと設定の深さ。
原作も読んでその知識の深さにも舌を巻きますし、過去の映画二作や、TVスペシャルも質が高い。
大きくなって改めて「忍たま」の作品の良さを知れてよかったな、としみじみしてます。
雑渡さんは恰好いいで叫んでるけど、それはそれとして「やっぱり忍たまが好きなんだなぁ」の気持ちは、幼少期と何も変わらない気がする。
それこそ、映画を見に行くと決めた時と、何も。
そういう意味合いでも、それを感じさせてくれたという意味でも、良い映画でした。
まだ全然上映してるので、見に行ってない人はミリしらでも実際全然楽しめるので、是非映画館でどうぞ。
………
あざとくない雑渡さん!?!?(ナンジャタウンコラボの話)
おわり