遊戯王ミリしらの初心者がマスターデュエルをはじめて毎月マスター帯に行くようになるまで(後編)~ふわんだりぃずの制限とそして今~
これらの記事の続きから、そしてこれが今回の記事シリーズの最後になります。
ふわんだりぃず実装から、振り返りつつ色々、そして今はどうなのって所まで。
1.ふわんだりぃず楽しいー!!(ノー制限時)
1-1.「烈風の結界像」とふわんだりぃず
無制限のふわんだりぃず「流石に脱法がすぎたな」と振り返って思います。
特にこの時期。一番悪かったのが「ふわんだりぃず×ろびーな」による「風の結界像」のサーチと安定着地。
「ろびーな」はレベル4以下のカードをサーチしてこれたので
ふわんの連続召喚の流れで「風の結界像」の着地まで繋げる事ができました。
1-2.「烈風の結界像」が出るとどうなるの?
当時は風属性モンスターの居るテーマが環境になく
(メインに風属性が居る「クシャトリラ」実装はここからずいぶん後の話)
まず「風の結界像」をどうにかするか「通常召喚から始める必要がある」という無法を相手に押し付ける形でした。
「風の結界像」をどうにかしても、場には高確率で「ふわんだりぃず×えんぺん」が着地しており「えんぺん」を更にどうにかしないといけない。
通常召喚から始めても、「ふわんだりぃずと謎の地図」があるのでふわんだりぃずに何故か先に動かれてしまう
あまりにそれぞれの要素が噛み合い過ぎて「脱法」と言えるレベルでした。
1-3.事故は壺で無理やりケアできてしまう
当時はテーマ内専用サーチカードもなく、初動札も少ないので事故りやすいという欠点はあるものの、2枚初動は多数あったので「結界像まで手軽に行ける」というのもふわんだりぃずの強みでした。
事故自体も、当時制限が無かった各種壺と、テーマ専用ではないけど各種サーチカードで補えるので、思った以上には事故らないテーマだったかと思います。
特殊召喚をせず、EXを使わないふわんだりぃずにとって
デメリットが存在しない壺2種、ただただ便利なカード
1-4.結果としての制限、そして制限地獄の始まり…
結果、マスターデュエルに実装されて以降、暴れに暴れたふわんだりぃずは「烈風の結界像」をはじめとしてあらゆる制限がかけられていきます。
ふわんだりぃず自体は紙の時代、サイドでメタを刺していくという対応を取られていたのが、BO1のマスターデュエルだと通じず、暴れに暴れました。
実際この時は本当に無法してたなと思います、楽しかったけどな!!!
2.制限地獄へ
2-1.はじまりは「烈風の結界像」の禁止から
環境を染め切る、とまではいかないまでも大暴れした結果か
「烈風の結界像」は逃れられず、無制限からの一発禁止コースでした。
2-2.テーマ内カードも制限に
それでも止まらず、「謎の地図」が準制限となって、最終的には制限に
「えんぺん」もまた制限に
テーマ内のカードが2種、制限コースへとなりました。
2-3.順番にかけられていった禁止と制限
ふわんと同時期や、その後のテーマの関係で活躍した関係で制限されたカード、もデッキパワーを奪うのに十分でした。
謎の地図サーチを補っていたテラフォーミングは禁止に
除外での妨害戦略の要とも言えるディメンション・アトラクターは準制限に
デッキ内に各カードをピン刺しする事でこちらへの妨害を弾いていた抹殺の使命者は制限に
それぞれ「ふわんだりぃずも使ってた」けど他のカードで活躍を見せた結果、規制が入ったカード達を失った事も、痛手でした。
2-4.封じられた壺達
先であげた「強欲で謙虚な壺」「金満で謙虚な壺」の2種制限
さらに上記の制限の結果増やした「強欲で金満な壺」の制限
「事故を壺でケアする」のデッキであったがために、結果として「事故が多いデッキ」に、ふわんだりぃずはなってしまいました。
決して、安定して勝てるデッキでは全然なくなりました。
3.「ふわんだりぃず」で勝つために
3-1.「ふわんだりぃず」を手放す思考にならなかった
色々な制限を受けて日々厳しくなりながらも、使い込めば使いこむ程に、「ふわんだりぃず」が好きになって「手放して他のデッキ」にはなりませんでした。
それぐらいには「ふわんだりぃず」を愛用して、もはやそれは唯一無二の相棒とまでなっていました。
制限を色々受けたら、じゃあ、その受けた分補えるカードは何か。
日々、ネットの海のあらゆる情報を漁って探すようになりました。
3-2.カード探しと環境メタ張り
制限を受けた分だけ、それを補えるカードは何か。
「勝ために」環境デッキは何か、環境デッキへのメタは何か。
「勝ちたい」「勝つために」で貪欲に。あるいは、意地に。
過去にも色々やった事はあるものの、ここまで貪欲に自力でやったのは、カードをそこそこ長くやってる中でも初めてでした。
「マスターデュエル」というどこまでも一人でやれる環境があった結果、自然とそれができるようになっていました。
トライ&エラーをすぐ試せるのも、良かったのだと思います。
「ろびーな」サーチで持ってくれるDDクロウ、墓地のカードを特殊召喚や再利用するデッキにおいて強く、特にティアラメンツの墓地からの特殊召喚にチェーンで無効したり、ルーンの墓地カードを除外したり、色々便利。
鳥獣族なので、「旅じたく」のコストとしても優秀。
ふわんモンスターは相手の手札に行っても便利さは薄いので、それを利用しての、疑似サーチ札として優秀。尚、ミラーで使われると地獄。
誘発は使えなくなるものの、そもそも手札誘発をほとんどしないので、デメリットは薄く。そのかわり、追加召喚権が増えたり、2ターン目以降のドローが増えるのは純粋に強い。
ほぼデメリットはなく、最近特にお世話になってるカード。相手によっては、数ターン相手の動きを封じる事ができる。
4.気が付いたらマスター帯を維持してた
「勝ちたい」の根源は、実は私の場合「負けたくない」という「大の負けず嫌い」からきています。
「負けたくない」「もっと勝ちたい」繰り返し繰り返し延々と繰り返して。
「あ、行けるかも」とマスター帯実装の時にマスター帯に上り詰めてから、「ふわんだりぃずで毎月マスター帯に行く」が毎月の習慣になっていました。
遊戯王ミリしらだった人間が。
各種召喚何それ知らん…、だった人間が。
環境デッキを握るわけでもなく、デッキを変えるわけでもなく。
勿論それができる素養が「ふわんだりぃず」にあったとはいえ。
「好きなデッキを煮詰めて」
気が付いたらここまで来てたな…、と。
思いながらこの記事を書いています。
遠い所まで来たもんだ…。
あ、今月の到達は終わってます、2024年9月現在。
5.そして今…
5-1.マスター1行きました!!!!
先月の終わりごろの事ですが
マスター1、行きました!!!
たぶん、初めて!!!
行ける、ものです!!!!
毎月は流石に無理というかそこまで毎月やるのは難しいですね!!!!!
行ける時にまた頑張りたい。
5-2.「スワローズ・カウリー」は強いよ
この記事を書こうと思ったキッカケの、実は一つ。
海外先行でTCGで発売され、今度発売するパックで封入が決まったカード。
マスターデュエルでは先に実装になったカードなんですが
3積みしたらふわんだりぃずと相性良すぎて震えた。
(マスター1に到達できた理由のおおよそがこれ)
先に実装されたこのカードの使用感を、書いていこうかなと思いまして。
わかりやすく初動札を増やせるこのカード。
でも、リリースに行くので、手札からりりーすした場合、除外においておきたいふわんだりぃずは墓地に行ってしまって、本来はそこがマイナスになります。
「手札」からならね。
ふわんだりぃずの下級モンスターは場から離れる場合除外に行くので、場に出たふわんだりぃずにスワローズ・カウリーを使うと、墓地に行かず除外されます。そう、除外されるんです。
もう一つの利点は、ヴェーラーや無限泡影を避けるためのカードにもなる点。
二つの利点を見るとそう、このカード「おおよそ旅じたくと同等」のカードになる、つまりデッキ内に「実質旅じたくが6枚構成」にできます。
カウリーと旅じたくは別々のカードなので、ターン中どっちも使う事ができるので
無限泡影除けにカウリーを使ってその後のサーチに旅じたくを使う
無限泡影2枚や、無限泡影&ヴェーラー各1に対応できる
2枚使ってどちらもサーチに使う
全部配置が終わった後カウリーを使ってDDクロウを手札に抱えて構える
等々、使い方は無限大に
ふわんだりぃずの新しい大きな動きとして、現状活躍してくれています。
パワーがある、強いよ!!!
6.今後は
流石に色々制限入ったままだとそろそろつらいなぁと思いながら
何のかんのと、ふわんだりぃずはここまで来たらずっと使い続けるんだろうなと思います。
それこそ、次の相棒を使う必要性が見えるまで。
現状はカウリーが実装されて、一回休みの恩恵に預かりながら「まだまだいけるな?」と思ってるので
変わらず続けていきそうです、毎月マスター帯到到達。
それはそれとして、制限本当にきついんで、えんぺんと謎の地図の緩和、本当にお願いしますと願う日々です。
どうか…、なにとぞ…
あるいはふわんだりぃずの新規実装カードをどうか…、何とぞ…
いや、ファーニマルの新規実装でもいいんですよ???
その場合ふわんだりぃずとファーニマル、どっち使うんだろうな、どうするんだろうか…
ここまで長々と続いてきた記事もここまで。
長々とお付き合い、ありがとうございました。
気が向いたらまた別の記事で。
現、ふわんだりぃずデッキ、マスター1到達とほぼ変わらない構築。