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【北見工大祭2024】メロンパンとアイスの相性を知れ!(学祭模擬店振り返り)

執筆:4年 井野いの敢太かんた

お世話になってます。そしてお久しぶりです。北見工業大学の井野です。

学祭2024振り返り記事2発目です。今回は模擬店の振り返りじゃ!
身内の反省点ばっかりであんまり記事の内容ないと思うけどな!
前回のコンペ振り返り記事がほぼ10,000文字とかいう暴走してたから今回は軽くていいじゃろ!(フラグ)

あと学祭関係の記事はまだまだ出るのでマガジン作っておきました。
ここから他の記事も見られるのでよろしくお願いします〜。

ほんじゃいくぞォ!


は「メロンパンアイス」

それは伝説の味

今回の学祭で提供した「メロンパンアイス」、実は2年前にも学祭で販売していました。まだ僕らが「模型同好会」だった頃ですね。当時の様子がこちら。

2年前の学祭というと、つまり俺と横田が2年生のときですね。学祭が6月末の開催なのは現在と変わらないので、冬休みが明けて新学期が始まってすぐに準備が始まりました。
(ちなみに俺と横田の2人は入部したのが1年生の冬と遅く、まだ殆ど新入部員のような状態でした。しかし今となっては同学年の中で残っている部員がこの2人だけしかいないという。なんとも不思議なものです。)

そんな中、部員は模擬店で何やりたいかを訊かれます。しかし、そこまで主張が強い人はいませんでした。

それならば、と、僕は言いました。

「メロンパンにアイス挟んで売りたいっす」

これが全ての始まりでした。(言いたいだけ。)

その原点は高校時代に

「メロンパンにアイスを挟む」という悪魔的発想ですが、このルーツは僕の高校時代にまで遡ります。
というのも、この「メロンパンアイス」は高校の文化祭で僕のクラスが出した模擬店なんですよね。

授業中に英語の先生が「食パンにアイスを挟んで食べるのが美味い」という話をしてクラスみんながそれを面白がり、文化祭の時期になって担任の先生が提案したのが「メロンパンアイス」でした。どちらの先生も本当に親しまれ、尊敬されていたので、その2人のお墨付きを得た僕のクラスは満場一致でメロンパンアイスの模擬店を成功させるために奔走することになります。
(ちなみにこの担任の先生は高校3年間ずっと自分の担任、英語の先生は中高6年間ずっと自分の英語授業の担当で、好き勝手しまくっていた自分の面倒を見てくれた恩師です。マジで頭上がりません。というか卒業してからも何度かお世話になることがありました。本当にありがとうございます。)

そんなこんなでメロンパンアイスの模擬店をやることになったのですが、高校のときの模擬店は、そもそも担任の先生を含めた教職員の方のサポートも手厚いですし、40人ほどのクラスなので動かせる生徒にも困りませんし、リーダーもその40人の中から選ばれた生徒なので有能に決まってます。
材料の仕入れや調理の仕切り、お金の話など、俺を含めた殆どのクラスメイトは先生やリーダーに頼り切り、おんぶにだっこの状態で振られた仕事をやっていたと思います。(それが悪いわけではない。手足は手足の仕事。)
そのため特に語るようなこともなく、大成功と言っていいと思います。

(え? 俺ですか? 俺はヒラの仕事してましたよ?
文化祭に欠かせない、クラスお揃いのパーカーのデザインとイラストを任されてました。
そんな大役を任されるほどイラスト上手いんじゃねえか!
と思うかもしれませんが、違うんです聞いてください。
うちの高校の生徒は勉学とスポーツはめっちゃ強い(秀才と体育会系がそれぞれ別にいるわけではなく、頭の良いアスリートがいっぱいいる)んですけど、文化系はめちゃくちゃ少ないんですよ!
しかも俺はこんなんでも3年間進学クラスにいたので、周りには高学歴の脳筋しかいない、みたいな状況でした。ほんとに勉強と鍛錬しかしてない。
そのため、普通の高校なら俺なんかよりずっと絵とか上手い文化系(それこそ美術部とか)の生徒がいるはずなのですが、うちのクラスの場合は俺くらいしかいなかった、というのが正しいです。
ていうか俺の話いらねえだろこれ。

まあそんな感じで、そのときの成功と実際に食べたときの美味しさを思い出して、もう一度あれをやりたい、と思ったわけですね。
東京の高校から遠く離れた北見の地で、あの味を再現したいというのもありました。

結果的に、まだ2年生の新米だった俺の希望は先輩部員にノータイムで受け入れられ、北見の地でもメロンパンアイス計画は始動します。文章がこの流れだと不安しかない。

【決して忘れるな】2022年の失敗

やっぱり失敗してた。

いやまあ、模擬店の実施自体はできたんですが、反省点まみれ。
当時のことを知る人間はもう俺と横田しか残っていませんが、正直めちゃくちゃ大変でした。

【失敗その1】そも前提が違う

というのもですね。

まず、そもそもこの年の学祭にはとんでもないファクターがありました。
勘の良い人は気付いているかもしれませんが。

それは、

コロナ禍での2度の中止を経た後、復活して最初の学祭である

ということです!

(ずっと未来の人が読んでいるかもしれないので補足しておくと、2020年からしばらく猛威を振るい続けたコロナという感染症があったのです。)

つまり最後の学祭から3年が経過している、ということ。嘘だろ?

Twitter X を遡って発掘してきましたが、コロナ以前で最後の学祭の様子がこちら。
全く知らない画像だった(まだ入学してないから当然だろが)。

ていうか、いま気付いたけどコロナ前最後の学祭って、俺が高校の文化祭でメロンパンアイス出した年じゃねえか。こわ。

まあともかく心配なのは、2世代分の空白期間を経験した直後で、学祭が以前のように円滑に運営できるのか、ということでしょう。

できるわけねえだろうが!

はい。

なぜなら、
学祭の出し物や準備に関する過去の記録が一切なかった
からです。

コロナ以前は、1世代ごとに口頭でノウハウを伝えていけばいいと思っていたんでしょうね〜(棒)。

(ちなみに、今年から部員手帳を配布するようになったのは、こういう経験がもとになっている部分もかなりあります。)

何はともあれ、前回までの記録がないことがわかりました。

つまり
自分の3年前の記憶しかない母校の文化祭のメロンパンアイス

先輩の3年前の記憶しかない大学の学祭の展示会・模擬店

運営の記録やノウハウが一切ない状態で
頭の中から呼び起こし、再現し、超えていかなくてはならない
という
地獄のようなプロジェクト
が始まったのです。

ちなみに空白期間で組織の力が弱体化しまくっていたのは模型部うちだけではなく、周りのサークルも軒並み戦闘力がガタ落ちしていた印象があります。
そして何より大学祭実行委員がヤバかったです。
噂でしか知りませんが、過去に培った組織としての経験値がコロナ禍で吹き飛んだらしく、本当ほんとにやばかったと漏れ聞きました。
そして実際、サークルが実行委員に対して行うもろもろの手続きの締め切りがマジで鬼のスケジュールだったので、こう言ってはなんですが実行委員のしわ寄せがこちらに来ていたのではないかと思います。まあ俺は部長でもなんでもないから気楽なもんだったけど。

ちなみに、実行委員や他のサークルも右往左往しまくっていたんだろうなーと感じたお話があります。
というのは、コロナを経て復活した最初の学祭に際して、軽音部などのステージ系サークルのうち、かなりの数の団体が演目をやらないという事態が発生し、

ステージ企画が全然なくてヤバいので、
個人でもいいからステージ出たい人は出演して助けてください!

という旨のメールが大学のメールを通じて学生全員に送信されたのです。

そして
「ならせっかくの祭りだし、俺程度でも助けになれるならいいか」
ということで、2年生だった俺は
軽音部でもないのにソロでスピッツの弾き語りをしたりしました。

サッカー部と模型部を兼部してるやつが学祭で1人弾き語りやってるの、今考えると意味わからんすぎる。

そして学祭運営側としても本当に困っていたみたいで、リハーサルの時には実行委員の子にめちゃ感謝されました。ならいいか。
流石にその次の年は出るつもりなかったのですが、SNSで「去年学祭のシフトで行けなかったので楽しみにしてます!」と、スピッツ好きの知らん先輩から急にメッセージをもらい、また出る羽目になるのは別のお話。

まあこんな感じで
「サークル活動の空白期間の立て直しができていない」
という状態と
「学祭実行委員会も復活したばかりで、締め切りや準備期間が鬼すぎる」
という事情が重なり、こんなことが起きていたのだと思います。

ということで、失敗その1は

過去の記録を残していなかったことで
コロナ禍の空白期間のダメージをモロに受けまくったこと
(たぶん学祭実行委員もね!)

でした〜。

まあこれは俺たちの失敗じゃないからいいや。仕方ない。先輩のせい。

じゃあ次いってみよう。1つで終わるわけないからな?

【失敗その2】溶けてくアイス、揺らめくアイツ

はい。

どれにしようか迷いましたが、2つめはこれで。

7月直前の日照りの下で、アイスが溶けまくったこと

です!

アイスが溶け、目の前の人間が揺らめいて見えるくらい暑かった。

北見工業大学うち「日本最北端の国立大学」ということを散々アピールしてますし、実際北見は日本で一番寒い土地の一つなのですが、夏が圧倒的に過ごしやすいかというと決してそんなことはなく、普通にめちゃくちゃ暑くなります

昨年の投稿ですが、こんなこともありました。
日本一寒い土地が全国トップの高温を叩き出すってどういうことだよ!

そしてこの投稿は6月の終わり。うちの学祭とドンピシャですね。
はい。もうおわかりですね。

つまり北見工業大学の学祭は、その時期の日本列島で一番アツいイベントということなのです!

そりゃアイスも溶けるわ。

当時の部長はそこらへんのクーラーボックスと氷だけでなんとかなると思っていたようですが、なんとかなるわけがなかった。

いやほんとね、この時期の北見、マジで暑いのよ。

ということで失敗その2は、

6月末の北見の気候にクーラーボックスと氷だけで挑んだ結果、
肝心のアイスが溶けまくったこと

でした〜。

追加の氷をコンビニで買いまくるの大変だった。

はい次ィ!

【失敗その3】仕入れ

はい。

第3の失敗はこれ。

材料や包装の仕入れがぐだぐだすぎたこと

です……。

グダグダどころじゃない。
グダグダグダグダグダグダくらいやばかった。
そもそも仕入れになってなかった。

というのもですね。

社会に出たこともなく、個人としてのお買い物しか行ったことのないガキである僕ら大学生は、店の仕入れを考えなければいけない状況になっても、業務スーパーやECサイトを調べて「個人のお客さん」として材料を買おうとしていました。もう間違えてる。

そんで、当時僕らが仕入れた業務用?のメロンパンとアイス(量だけは多いよくわからんやつ)って、1個あたりのサイズが大変小さかったんですよね。アイスの方は、昆虫ゼリーより一回り大きい程度のフィルムカップに入ったものでしたし、メロンパンの方は個包装の煎餅せんべいみたいな感じでした。
全然ワクワクしない!!!! ちっちゃい!!!!

ここらへん、うろ覚えですが、結局数が確保できず当日に当時の部長が小売店で普通に売ってるメロンパンを買ってきたりしていた記憶があります。
学祭の模擬店なのに転売をしている気分になりました。実際そう。

あと、包装に使うパックとかも準備不足で当日補充しに行く始末。しかも当時の部長と俺が両方買ってきてしまったせいで、こんどは大量に余る。
思い出したらムカついてきた。もちろん先輩に対してではなく、当時の自分たち全員のぐだぐだ加減に。

ということで失敗その3は、

材料や包装の仕入れが、マッッッッジでぐだぐだだったこと

です!

【失敗その4】人手不足

はい。

日本も人手不足が騒がれて久しいですが、国がちゃんと動けばどうとでもなるんじゃないかと思っています。特に、教員の方とかは超高給取りでいいんじゃないかなって。

いや違う違う、日本の話じゃなくて、2年前の学祭の話だ。

ということで、模擬店を回す人手がぜんぜん足りていなかった話です。

うーん……、アレは……、キツかったねぇ……。

思い出すと少し吐き気がしてきたので詳細は書かないでおきます。おい。

とにかく、展示会と一緒にメロンパンアイスの模擬店をまともにやるなら、最低でも部員が8人は欲しいかなぁ……。学祭中ずっと出し物のシフトでいいならその限りじゃないけどね。(実際去年はそれがあったから笑えない。)

ということで失敗その4は、

そもそも展示会と一緒に模擬店を開催できる部員数ではなかったこと

です!

【失敗その5】無駄な商品ラインナップ

まだあるのかよ。

はい。失敗はまだあります。

それは無駄を削ぎ落とせなかったこと。
もっと言えば、足し算しか知らなかったことです。

というのは、無駄にトッピングをしてフレーバーを増やしていたことです。
メニューを増やすのもゼロコストではない。そんなことすらも理解していませんでした。

僕の高校の文化祭で提供した時には、トッピングで複数メニュー用意するとかやってなかったんですよね。だって変にバリエーションを持たせなくても美味しいので。

ところが、大学でもう一度あれをやりたい、となって模型部で話し合ったところ、味のバリエーションを持たせる方向に改良しよう、となってしまったんですね。

たしか俺は
「メロンパンアイスはそのままで十分美味いし、そもそも材料費・調理の手間・注文の手間に見合うほどの魅力はない」
という理由で、必要ないと主張した記憶があるのですが、横田や先輩方の意見が通ったんだったかな?

結局最後は、
・ハチミツ
・チョコソース
・ブルーベリーソース
・ストロベリーソース
のトッピングを選ぶ形のメニューになりました。

本当にあれは失敗でした。トッピングの材料費も馬鹿にならないですし、調理の手間と注文を受ける時の手間だけ増えて、美味しさはほぼ変化なし。

というより、何もかけないのが一番美味しかった記憶さえあります。

ということで失敗その5は、

自己満足でメニューを増やして自分たちの首を絞めたこと

でした!

これで終わり!! 6つ目はないよ!!

【失敗その6】他の模擬店も甘味ばかり

6つ目はないって言ったじゃねえか。

いやすみません、しばらく書き進めてからまだあった事に気付きました。

他のサークルが出した模擬店が、スイーツばかりだったということです。

本当に誰も幸せになってなかった。

ごはん系の模擬店は過剰にお客さんが集中するから捌けないし、すぐ売り切れるので模擬店を回ってお昼ごはんを済ませたい人は食べられない。

かたや、甘いものを販売しているお店はライバルが多すぎて売れ行きに大ブレーキがかかる。

本当に誰も幸せになってなかった。

そもそもどうして、当日になるまで他の団体がどういう模擬店やるか分からなかったんでしょうか。学祭実行委員さん???

ってなりました。

まあ正直、これはうちの失敗かと言われると怪しいのですが、対策が可能ではあったという意味で、反省点として挙げておきたいと思います。

ということで失敗その6は、

模擬店のほとんどが甘いもの屋台で、学祭みんなが地獄を見たこと

です! 市場調査? なにそれ美味しいの?

たぶんこれで最後。

【あれから2年】今年こそは、と再挑戦

さて。

ここまで、コロナ明け1発目の模擬店で起きたしくじりの数々を紹介してきました。

普通なら「もう模擬店はたくさんだ」と思うかもしれません。

しかし僕には確信がありました。

2年前の失敗を踏まえて全てを改善すれば、最高に美味い模擬店ができる

という確信が。

あと、メロンパンアイスの翌年、つまり2023年昨年にやった模擬店が大コケしたのも根に持っていました。
その年は横田部長の主導でポップコーンをやったのですが、あんま美味しくないし売れないしで、全然楽しくなかった記憶が。

ということでリベンジです。今年こそは成功させます。

2年前の問題点を全て潰す

今年もう一度やるからには、認識している2年前の失敗を全て潰さなければいけません。

それでは一緒に振り返っていきましょう。

【失敗その1】コロナ禍と経験値消失

まずコロナは脱出しました。そして井野・横田おれたちの世代が、学祭2回分の経験値と反省を蓄積しています。そしてこの失敗を経て、形に残る方法で経験値を次世代に残すことを誓いました。それがこの記事です。

ということで失敗その1はクリア。次いきましょう。

【失敗その2】灼熱の北見でアイス溶けまくり

これは解決が結構難しいように見えるかもしれませんね。

しかし無問題ノープロブレム

実は私たち模型部、立派な冷蔵庫を入手した(というか所有していた)んですよね。

というのも、昨年度に部室を引っ越しまして、その際に不用品を処分しまくったり、備品の確認をしたのです。それと同時期にサークル棟自体の大掃除も数年ぶり?(少なくとも自分の世代が入学して以降初)に行われました。

サークル棟の廊下、うちの部室の目の前には謎の冷蔵庫がずっとあり、その機会に冷蔵庫の処遇も決めようとしたのですが、なんと中には大量の水性塗料タミヤカラーが。模型部うちの冷蔵庫だったのかよ。てかなんで冷蔵庫に塗料瓶を入れているの。

ちなみに水性塗料タミヤカラーは体感で100本以上あった気がしますが、当時いた4人の部員の中には水性塗料の使い手がいなかったため、全て処分しました。今年入部の1年生で欲しがりそうな子いたから申し訳ない。

何はともあれ、ダンジョンで拾ったような感覚で冷蔵庫を入手しました。
もちろん上の扉は冷凍庫。

ということで失敗その2もクリア。冷凍庫を拾うとか奇跡か。はい次。

【失敗その3】仕入れ

これも今年はちゃんとやりました。素直に大学生協と交渉して事前に材料を入荷してもらい、買い付け。大量購入だから割引とかないかなーとお願いしましたが特になし。ぴえん。結局は小売店なので当然ですが。

ただ、2年前のように怪しい通販で買って美味しくないのよりはずっといいですね。

ということで失敗その3はクリア。と言っていいかな。はい次。

【失敗その4】人手不足

これも今年は大丈夫。昨年度の終わりは部員数4名でしたが、今年の部員数はなんと14名!(2024年12月現在。幽霊部員のぞく。)
学祭当時はさらにもう少しいた気がします。

展示会と模擬店にそれぞれ予備人員を置いても大丈夫なくらいに十分な部員数でした。やはり勧誘をしっかりやるの大事。去年もちゃんとやってたらこれくらいできていたんじゃないか?

ということで失敗その4もクリア。どんどんいこう。

【失敗その5】無駄に多いメニュー

はい。一応今年も試作会ではオリーブオイルかけたりレモン汁かけたりしましたが、結局無添加が一番うまい。そして調理や会計もメニュー1つが圧倒的に楽。

ということで、表面を軽く焼いたメロンパンにバニラアイスを挟むだけで勝負することに決定。

失敗その5、クリア! 最後!

【失敗その6】みんなネタかぶってんだよ

まあこれに関しては運が悪いと対策のしようもないのですが、まあ気休め程度にできることはあります。

それは、学祭実行委員の連絡用チャットルームで早めに自分たちの模擬店の内容を牽制として発表してしまうことです。
これをすれば、少なくとも他の団体もメロンパンアイスをやろうとはならなくなるはずです。

というかネタかぶりは誰も幸せにならないので全ての団体がそれをすれば、全体の9割が甘味の屋台になる、みたいなことが起きなくなるのですが、学祭実行委員にそこまで期待してないです。

ということでまあ失敗その6も気休めの対策は打ちました。クリアで。

【いざ】学祭当日へ

2年前の問題点は全て潰しました。やれることはやった。

いざ学祭当日へ。

1日目

さあ2日間かけて開催される学祭の1日目がスタートしました。
1食300円での販売です。
模擬店の様子は……、

はい。雨降りました。おいおい嘘だろ。

去年きょねん一昨年おととしの学祭の天気が、アツアツの快晴だったので、勝手に学祭は晴れるものと思い込んでいました。

そして何がマズいって、俺たちが売ろうとしているのはメロンパンアイスなんですよ。

くもり時々よわーい雨、みたいな天気ではありましたが、さすがに死を覚悟しました。

しかしメロンパンの表面を焼く香ばしい空気がお客さんを呼んでくれたのか、初日に用意していた100食は入場時間終了の2時間ほど前に完売しました。ほんとよかった。

2日目

さすがに今日は晴れろ。

はい。初日とあんまり変わらん。
晴れてよお。

ただまあ、2日目も似たような時間帯に100食完売したのでよかったです。
呼び込みビビらない1年生にも感謝。1年生と4年生はマジで物怖じしてなかった。

ギリギリ雨の曇り、みたいな天気でちゃんと売れたので、来年はもう少し提供量を増やしてもいいかもね。

青空の下じゃない学祭は違和感ある

【結果】大成功ってことで!!!

まあここまで色々言ってきましたが。

さすがにあれだけの反省点を潰して模擬店を出したので、少し雨がぱらつくくらいの想定外で大失敗になるようなこともありません。

・両日とも完売
・自分たちも食べたけどめちゃくちゃ美味い
・大きなトラブルもなし

完璧ではありませんが、大成功と言っていいのではないでしょうか!

打ち上げの焼肉にて

【これが大事】反省点と改善策

はい。これが本題と言っても過言ではないかもしれません。

【反省点その1】おつりをゲーセンで調達するのはナシだろ

はい。さすがに力技すぎる。

俺がゲーセン行ったのですが、もう罪悪感やばかった。

ということで、来年はまず大学生協に相談します。仕入れでもお世話になりましたが、とりあえず生協に。ダメなら別の手を考えます。

はい次。

【反省点その2】スタッフのマニュアル用意しておく

ないのがおかしい。

今年の模擬店、シフト表まではちゃんと作っていましたが、作業内容は当日の部員同士で教え合うような形でした。それは無理よ。

まあ今年は人員に余裕があったのでなんとかなりましたが、さすがにこれはマズイよねえ。

ということでマニュアルを作っておく、あるいは最低でも、事前に部員全員で集まって仕事内容を伝えておいた方がいいですね。

はい次。

【反省点その3】打ち上げの用意は学祭の前にやる

これはもう模擬店の反省点なのか怪しいですが、とりあえず書いときます。

終わってすぐ打ち上げできた方がいいよね。

ていうかそもそも土曜・日曜で学祭開催で、金曜日が準備日で休講なのに、なんで翌日の月曜は普通に講義あるんだよ!

まあ言っても仕方ない。来年度の俺たち、頑張れ。

【最後に】来年もメロンパンアイス!(たぶん)

記事冒頭でフラグ立ててたけど、もう記事が9,000文字に到達してます。
嘘だろ……。

ということでもうすぐ終わります。10,000文字到達は阻止してやる。

この記事も執筆を始めたのは夏だったような気がしますが、もう年明けてしまっているので、学祭が終わってから部員とも結構話していて、たぶん来年もメロンパンアイスをやりそうな感じがしています。美味いし。同じことやる方が楽だし。ノウハウがこうやって積み上がっていくし。

ということで、来年の学祭でも、おそらく模型展示会とメロンパンアイスの屋台をやるので、北見工業大学模型部をよろしくお願いします〜!

学祭2024の他の記事はこちら!

執筆者プロフィール
井野敢太
2002年生まれ。北の果ての工業大学生。UMA北海道(北海道学生模型連盟)のnote運営立案者。3D設計ロボット・フィギュア造形・フルスクラッチ。なんでもやるモデラー。趣味がたくさん。サッカーが好き。
当たり前だけど選挙はちゃんと行く。
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