道産チーズ食べ比べ・ウォッシュチーズ/チーズの旅16
今年もこの日がやって参りました。
ミルク&ナチュラルチーズフェア2025
道内のチーズ工房さんが集結する、チーズ好きには激アツ胸アツな3日間となっております。
初日の今日、行って参りました〜
ギリギリでいつも生きている私も、今日は早起きして開場30分前からスタンバイしました。
まず最初のお目当てはコレ↓
道産チーズ食べ比べです。
色々なチーズをお試しで食べれる、めっちゃお得なコーナー。
この他にも、グラスフェッドミルクの飲み比べとか、骨密度を測るコーナーとかも行列でした。
一番長い行列はエールギフト。1000円の寄付をすると、乳製品の詰め合わせが貰えるんだって。
道産チーズ食べ比べは日替わりで1日2回、
3つの工房さんのチーズがセットになっています。
今回は、ウォッシュチーズ食べ比べでした!
ウォッシュチーズとは、表面を地酒や塩水などで洗いながら熟成させるチーズ。
数年前のこのイベントで、とある工房さんのウォッシュチーズを丸ごと1つ購入したことがありました。それがものすごーく強烈な匂いでですね、
結局ほとんど食べられずダメにしてしまったという苦い思い出が。
それ以降ウォッシュチーズを敬遠していました。
なにより、せっかくのチーズをダメにしてしまったことが申し訳なく。
しかし、今回3つの工房さんのウォッシュをお試して発見しました。
ウォッシュチーズ、美味しいじゃん!!!
今日、ウォッシュチーズのイメージが変わりましたよ〜 すごく良かった♫
長万部ウォッシュ
表面を塩水で洗いながら1ヶ月以上熟成させるとの事。
ウォッシュチーズ特有の漬物っぽい匂いとカビっぽい匂い。程よい塩味と、旨みがしっかり。そしてクリーミー。クセはほとんど感じないので、ずっと食べていられそうな、とても食べやすいチーズでした。
2.ピエール・カレ
酵母で発酵させる珍しいタイプ。塩分を吹きつけて熟成させるんだとか。
仏語で『四角い石』という意味なんだとか。キレイなオレンジ色。中身がトロッとしています。
こちらも漬物臭なんだけど、長万部ウォッシュとは匂いがちょっと違う〜 少しフルーティーな感じというか。語彙量がなくてモドカシイ。
味は、3つの中で1番塩味が少なくマイルドでした。爽やかな感じもするな。
のぼりべつ酪農館さんは他にもいくつか購入したので、また後日食レポします。
3.茂喜登牛
木の皮を巻いて熟成させる、エゾマツの香りが特徴のチーズとの事。
こちらは、他の2つのチーズとはまったく匂いが違いました。何というか、納豆に近いような香ばしい匂いです。
ウォッシュチーズというのは、熟成中にリネンス菌という納豆菌の一種の菌が表面に育つので、納豆ぽい匂いがするのは納得なんですが、それでもチーズによってこんなに匂いが違うんだなぁと感心します。
皮の色は茶色かかったオレンジ色。皮の方は、食べたことのない不思議な味がしました。スモーキーというか、スッとするような?これがエゾマツからの風味なんでしょうかね。
中身はトロッとしてます。しっかりとした塩味と、優しいミルクの味。衝撃を受ける味でした。
しあわせチーズ工房さんも、いくつか購入したチーズがあるので食レポを後日。
そうそう、ブースで代表の本間さんと少しだけお話しできたのがとっても嬉しかったです〜
自分、コミュ障なのによくガンバッタ!
事前にお目当ての目星は付けていたものの、
会場ではたくさんの工房さんのブースがあり、
全部食べたいってくらい買うものを迷いました。
試食させて頂いたり、お話ししてくださった工房のみなさんありがとうございました!
選びに選んだチーズを食べるのが楽しみだなぁ