〈ロンドンと食〉バラの名所クイーン・メアリーズ・ガーデンで日光浴
この記事は、訪れた場所についての内容とあわせて、ふだんグルテンフリーかつマクロビオティック（プラントベース）という、自分のカラダに一番合うと感じている食生活を中心に過ごす私の目線で、外出先での食事情についても触れているおでかけシリーズです。
ロンドン最大12,000株のバラ庭園
お天気が良いと季節を問わず散歩に出かけたくなるお気に入りの公園 Regent's Park（リージェンツ・パーク）の中には、バラの名所 Queen Mary's Garden（クイーン・メアリーズ・ガーデン）があります。多種多様なバラが咲きこぼれるこの庭園は特に美しいので、満開の時期をうかがって訪れました。
見頃の目安は6月のはじめ2週間とされていますが、今年の春は寒く曇りがちな日が続いた影響なのか、5月末はまだつぼみのバラを見かけることが多かった。そのため、通常の見頃を過ぎた6月4週目に向かったところ、タイミングは◎（ちなみに過去2年はどちらも6月1日付近に訪れちょうど見頃でした）
晴天の午後、園内の芝生の上ではピクニックをするグループやデッキチェアでくつろぐ人たちの姿も見られます。読書をしたりお昼寝したり……♪
くつろぐ人の姿も
お日さまの光に照らされるバラは、鮮やかさが際立ってうっとり。ロンドンは曇りがちなので、この日は貴重な青空とのコントラストを楽しむことができました。
植物たちは光合成、人間たちは美しいバラに癒されながら日光浴し大事なビタミンDを生成！
花びらのカタチに惹かれる
ここの花壇には85もの単一品種があるそうで、歩みを進めると次々に異なるバラと出会います。あたりを包む優雅な香りも種類ごとに個性があり、それぞれ魅力的。
花ごとに近づいて香りを堪能していると、あっという間に時間が過ぎてゆきます。ちょっとひと休みしたい時には、野バラで縁取られたベンチに腰掛け花壇を眺めるのも◎
ガーデナーの方々によって日々丁寧にお手入れされているので、開花時期の異なるバラもバラ以外の四季折々の花々も、季節の変化とともにベストな状態を堪能できる庭園です。いつでも無料で立ち寄れるのがありがたい！
種類ごとにネームプレートが設置してあり、名前の意味も加味してバラを鑑賞するのも楽しい。偉人・著名人にまつわるものや、ロマンティックな言葉であったりユニークな言い回しなど、ネーミングセンスに溢れています。
ネームプレートが設置してある
とても可愛らしい名前のバラ
ゆっくりお散歩しつつ日光浴したあとは、乾いた喉を潤しに公園付近のカフェへ向かいました。園内にも素敵なガーデンカフェがありますよ♪ 晴れた日には混雑していることも多いので、公園付近のお店も合わせて検索しておくと効率よく移動できます。
芝生エリアではビーチのように
寝転がって日光浴する人も
7月でも見頃を楽しめる種類のバラもあるので、近々また訪れようと思っています。ロンドンの短い夏をめいっぱいい満喫せねば♪
Queen Mary's Garden
所在施設:Regent's Park
所在地： Chester Rd, London NW1 4NR
野菜たっぷりランチ＠KIN Cafe
ローズガーデンさんぽの前には、友人と一緒においしいと評判のプラントベース専門カフェへ。この日ランチタイムに到着すると店内・テラス席ともに満席で、空席を待つ人の姿もありました。私たちは予約していたのですんなり入店。
KIN Cafeは、ナチュラルで質の高い食材選びにこだわっているだけでなく、仕入れ先との関係づくりなど運営に関わる段階から食事が顧客へ提供されるまで、それぞれの過程でサステナブルな活動を実践しています。共感ポイント多々！
店頭には、カラフルで種類豊富な日替わりサラダ・ブリトー・キッシュなどが並んでいて食欲をそそる♪ 店内用メニューも別途あるので、とりあえず着席してゆっくり考えてみることにしました。迷う〜！
グルテンフリー・ベジタリアン・
乳製品不使用などの表記あり
気候的にも日替わりサラダに心惹かれたので、席にてドリンクを注文してから店頭で選ぶことにしました。プレートのサイズを決めてからサラダを選択。数種類を少しずつ選ぶこともできます。この日はSプレートに3種類。
ビーツとケール、焼きなすねり胡麻ソース、スパイスポテトとインゲン。
会計時に友人がピタパンを添えていたので、店員さんに何かグルテンフリー仕様のパンはあるか尋ねると、選択肢は焼き菓子のみ。甘い気分ではなかったので、私はパンなしでいただきました。足りないかと思いきや、意外とボリュームあるサラダなので食べ終わる頃には満たされた。
カリフラワーのサラダも
おいしそうだった♪
味付けがおいしくて、食材のアレンジ方法など勉強になるので、リピートして別のメニューも制覇したいお店です。テイクアウトも活用してみたい。
KIN Cafe公式サイト（英語ページ）
https://kincafe.co.uk/
所在地： 22 Foley St, London W1W 6DT
それでは、また！
※この記事は2023年6月19日訪れた当時の情報です。
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