OBS-Studio で Live Syphon Camera を試してみた。
巷ではキヤノン米国法人が公開したデジタル一眼レフカメラをウェブカメラ化するユーティリティ(ベータ版、Windows版のみ)が流行っている。
私は Mac ユーザーなので試すことができない(羨ましい!)が、Mac でデジタル一眼レフカメラをウェブカメラ化する記事を見つけた際に「Syphon」という文字が目に入ったので OBS-Studioでも使用できるかどうか確認してみた。
v002 Camera Live は接続されたデジタル一眼レフカメラを Syphon server 化するソフトウェアです。
Syphon(Windows は Spout)を使用するとネットワークを介してストリーミングで映像を共有することができます。
デジタル一眼レフカメラ(Canon EOS Kiss X4 を使用)を USB ケーブルで Mac へ接続します。
lsusb コマンドを使用してデジタル一眼レフカメラが認識されているかどうかを確認します。
$ lsusb
(出力省略)
USB:
Canon Digital Camera:
Product ID: 0x31ea
Vendor ID: 0x04a9 (Canon Inc.)
Version: 0.02
Speed: Up to 12 Mb/sec
Manufacturer: Canon Inc.
Location ID: 0x14310000 / 40
Current Available (mA): 500
Current Required (mA): 2
Extra Operating Current (mA): 0
次に v002 Camera Live を起動します。認識・表示されたデジタル一眼レフカメラ(Canon EOS 550D)を選択します。
操作はたったこれだけです。(設定は不要)
OBS-Studio を起動して、ソースから「サイフォンクライアント」を追加し、プロパティのソースメニューで「Canon EOS 550D」を選択します。
OBS-Studio の入力ソースとして使用することができました。
映像の滑らかさはキャプチャーボードを介したHDMI入力に敵いませんが、離れた場所からデジタル一眼レフカメラの映像を確認できるのは良いと思いました。
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