ライブ配信を冗長化する選択肢(クラウドサービス完結編)
オンラインイベントの配信でYouTubeの障害を2回経験したことで、ライブ配信の冗長化について考えている。
自前の配信サーバーを検討しているが、クラウドサービスで冗長化する案を検討した。
複数の配信サービスへ同時に配信可能にするRestream.ioを利用して、YouTubeLiveとtwitchへ配信する構成を試してみた。
ATEM Mini Extreme、または、Proの配信サービスのメニューには予め登録されているため、キーを設定するだけで配信を開始することができます。
Restream.io側の設定は配信先サービスを選択するだけです。
Restream.ioのキーは「RTMP settings」から確認できます。
Restream.ioへ接続するエンドポイントの選択肢はAsia(Tokyo, Japan)があり、遅延は10〜20 msec程度でした。
Restream.ioのAnalytics画面で配信状況も確認できます。
配信元はYouTubeLiveへ配信するのと変わらないため、ネットワーク帯域を逼迫せず、クラウド側で冗長化を実現できるので、選択肢の1つとして良いと思いました。