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とうとう自前のライブ配信サーバを用意する時が来たかもしれない (構想編)
仕事の時1回、コミュニティイベントの時1回、YouTubeの障害でライブ配信ができないことを経験し、とうとう自前のライブ配信サーバを用意する必要が出てきたと感じた。
Downdetectorのグラフを見るとかなり深刻な障害だったことが分かると思う。
以前、2020年3月3日に開催されたCloud Native Talk Night #4のイベントをオンライン配信へ切り替える際に、リスクヘッジのためにYouTubeLiveとTwitter (Periscope →残念ながら2021年3月でサービス終了予定)へ同時に配信する構成を検討したことがあった。
アイデアとしてはRTMPに対応させたNginxサーバを立てて、NginxサーバからYouTubeLiveとTwitter (Periscope)へ同時に配信する案である。
結果的にNginxサーバを用意せず、入力側(HDMI入力)をスプリッターでコピーして、エンコーディングからYouTubeLiveとTwitter (Periscope)への配信までは系列を分ける方針にした。
このアイデアを流用して、RTMP対応Nginxを自前のライブ配信サーバとして、YouTubeの障害に備える構成が良いかな、と考えている。
YouTubeが障害になったら、視聴者のアクセス先をNginxへ切り替えてもらうだけで、影響を最小限にできると思う。
遅延を最小限に抑えるために入力側から配信を分けることも可能だと思う。
次回は実際に試してみた結果を共有したいと思います。