とまって進んで没頭して、またとまって。その繰りかえし
何も考えない「ただそこにある」自分でいる。とまる時間。ひたすら前を向きながら「主に仕事をする」自分。進む時間。
そして、目の前のコンテンツに「入り込み、味わい、吸収する」自分。没頭する時間。
最近は、この3つのフェーズを意識して行き来し、繰りかえしているように思う。とまる、進む、没頭する。またとまり、進み、没頭する。その繰りかえし。
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とまるのは、主に朝と夜。
起きたばかりの静かな時間は、温かい紅茶でも飲みながら、体と頭を徐々に起こしにかかる。植物に水をやったり、ゴミを出してみたり、洗濯をしてみたりと、家の中のことをひとつかふたつ、気まぐれにやってみたりもする。1日にひとつはなにか生産的なことを完了させれば、自己肯定感が増す気がするので、朝のぼうっとしたうちにやってしまうのがおすすめだ。
進むのは、主に昼間。
なるべく午前中か、昼過ぎくらいにはその日のノルマを終わらせるように逆算し、目標を立てて動く。万が一、その日のうちに終わらせたい希望ラインまで終えられなかったとしても、あらかた終わらせているという安心感は思った以上に精神衛生を良好に保ってくれる。
没頭するのは、夕方。
午後15時くらいから大体19時20時くらいまで、近くの図書館や書店にこもって「もう嫌」と心が反応するまで本を読む。
もしくは、それが映画やドラマになったり、ラジオになったりもする。
とにかく新しいものに触れたい、新しいものではなく古典であったとしても、自分にとって初めて摂取する情報や知識を吸収したい。
みんな、子供の頃は当たり前に持っていた知的好奇心を思い出すかのように、鉱脈を掘り当てるかのように手探りで進む。深く、深く、入り込む。そんな感覚に似ている。
前に進んだり深く掘ったりする活動にちょっとつかれたら、またとまるのだ。頭をこれでもかと働かせたり、感情を嫌というほど揺り動かしたあとの静寂はご褒美だ。
たまらない、贅沢だ。私にとって。
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何の参考になるかわからないけれど、こんな日々の過ごし方もあるのだとわかってもらえたら、知ってもらえたら嬉しい。
とまって進んで没頭して、またとまって。きっと、きっと、あなたのためにもなるはずだ。
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