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子育て当事者ではないけれど

育児を楽しいものにしよう、新米パパ・ママを応援しようというコンセプトで作成されたプロダクト「一寸帽子」。

クラウドファンディング期間が残り1週間となりました。

制作者である中川ケイジさん(@keiji_nakagawa)のお手伝いを細々とさせてもらっている中で、毎日更新されるクラファン日記の添削も担当しています。続々と寄せられる支援に、応援コメント。読み、添削しているうちに自然と力をもらえるような文章ばかりです。

この一寸帽子は、まさに現在子育て真っ最中なパパ・ママへ向けてつくられたものだけれど、根幹にあるのは「子育てしやすい社会をみんなでつくっていこう」という想いなんですよね。

私は子育て当事者ではないけれど、もっともっと、みんなで一緒に未来を担う子どもたちを育てていこうよという気持ちがあるので、個人的にも支援させていただきました。

先日、こういうnoteを書いたのですが。

周りをはばからず大きな声で泣いてしまう子ども、それを必死であやす両親と、うるさいからどこかへ行けと説教するおじさん、そして、それをただひたすら傍観している私……という図式。

誰が悪い、誰が正義、という問題ではなく、そもそも社会の仕組みそのものが「なめらかじゃないな」と思ってしまう出来事でした。

子育てって大変です。

パパ・ママって、子どもが産まれてきた瞬間にベテランになるわけではありません。初めてと未知が交互に押しよせる中で、流れゆく日々を必死にこなし続けている方がほとんどだと思います。

そんな毎日の中で、子どもが少し騒いだからといって、自宅以外の場所にいられなくなる地域って、窮屈でしかないんじゃないかなあ、と感じました。

一寸帽子は、なめらかな子育て体制をつくってくれる土台になるはず。

くすっと笑える、ちょっと気持ちが楽になる。些細なことかもしれないけれど、そういうエッセンスって大切です。

身近に新米パパ・ママがいるよという方、出産祝いを探している方、はたまた子育て当事者の方など、より多くの方にこの一寸帽子を知ってもらい、広まって、なめらかな子育てに一歩でも二歩でも近づきますように。


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北村有
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