スキルがあることで、世の中に居場所を見出せる
『猫は逃げた』という映画を2025年の映画始めにした、という話を昨日書いたのだけど、もうひとつ観た映画があって、それは大好きなシリーズ『ベイビーわるきゅーれ』の第一作目。
こちらは最新シリーズの公式サイト。通称ベビわるは、壮絶に要約してしまうと「可愛らしい女の子二人がバキバキに人を殺していく映画」なんですけど、こんなに見目麗しい容姿をしているのに破茶滅茶に強い殺し屋なんです!っていうわかりやすいギャップに心を射抜かれてしまったんです。あとアクションがとてもキレッキレですごい、観ていてこんなにスッキリするアクション、邦画では珍しいなと思う。
主人公はちさととまひろ。通称ちさまひ。ちさまひの二人は凄腕の殺し屋なんですが、そのほかの生活スキルみたいなものはてんで底辺で、一作目の映画ではちさとが、炊いたご飯をラップに小分けしながら「これはすごい技術!」と言っているシーンがある。
二作目では、一度しか行っていないジムの会費が累計400万近く滞納してしまっているのを放置しており、慌てて銀行に支払いに行くシーンもある。そもそも一作目の序盤は、対人関係もろもろがまるで苦手なまひろが、仕事のためにコンビニバイトに潜入しなきゃならないのに、面接が上手くこなせなくて店長や店員もろとも皆殺しにしちゃうシーンから始まるのだ。痺れる。
なんというかこういう、生きていくための最低水準の生活スキルが欠けているのに、人を殺すのが得意っていう突出したスキルがあることで世の中に居場所を見出せるの、良いなあって思う。
私も、もっとできることを増やしたい。新しいことに挑戦したい。
私にはできないことが多すぎる。自炊もできないし掃除も片付けも洗濯も苦手だし、税金とか保険とかその辺の知識も薄いからめちゃくちゃ損してる気がするし、手先が不器用だからDIYとかも無理。ボードゲームのセンスとかもない。いきなりイカゲームの世界観に放り込まれたらサバイバルできない(シーズン2完走しました、3も楽しみ)。
いまの私が興味のあることは、海外旅行!あと美味しいコーヒーを淹れられるようになりたい!
一人で海外旅行を経験したら、いわゆる人生経験と呼ばれる類の経験値を飛び級レベルで一気に積める気がする。「去年?だいたい5カ国くらい行ったかな〜」って来年の年明けに言えるくらいになっていたい。韓国か台湾、どっちにしようかまだ迷ってる。
あと週末だけカフェでバイトを始めた関係で、毎週のようにコーヒーを淹れ方を教えてもらえるので(勤めてから一ヶ月以上経つし、いい加減さっさと覚えたい)、自宅でも簡単に道具を揃えてドリップデビューをしたい所存。新年の番組でヒロミが、ハンドドリッパー界では最高峰の「コマンダンテ」という7万円くらいする道具を購入しているのを見て、心が揺れるくらいにはハンドドリッパーが欲しい。
2025年の目標は、海外旅行にいくことと、ハンドドリップでコーヒーを淹れられるようになることです。仕事の目標はこれから考えます。