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【久しぶりの犯罪アクション!】WAY DOWN/The Vaultの観どころ3つ!

観てきました!WAY DOWN/The Vault(ヴォルト)!

ひっっっさしぶりの、犯罪アクションということでワクワク♪ 犯罪アクションと言えば何を連想しますか?『スコア』?『ミニミニ大作戦』?皆さんそれぞれお気に入りがあると思いますが、今回のThe Vaultも最高に面白かったので、オススメです!


ちなみに、米題が『WAY DOWN』で、

・・・

意味がよく分かりません。

日本でも右に倣えで『ウェイダウン』で配給されているのですが、今回はスペイン語のVault(地下室金庫)がしっくりきているので、The Vaultで統一させていただきます!(笑 (こだわり発動)

あらすじ

プロのサルベージ(海底から沈没船などを引き揚げる作業)集団の引き揚げた財宝が、スペイン政府の税務局に横取りされるところから物語が始まります。そしてスペイン銀行の堅牢な金庫に保管されることになるのですが、それを集団が取り返しに行くストーリー。

今回資本も制作会社も純スペイン産ですが、なかなかのクオリティで申し分なく最高に面白い!最後のオチも素晴らしい!観に行って損はない作品だと思います(^^)


では、簡単ですが、観どころを3つ紹介します!!



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観どころ1 リーアム・カニンガムがシブすぎる


アイルランド出身の俳優、リーアム・カニンガムがかっこよすぎます、とにかく。(笑

ゲーム・オブ・スローンズが主な作品でその時もかなり髭を伸ばした外見でハマり役だったと思います。

今回は、サルベージ集団のボス、リーダー役です。メンバー間で決断に迷いがある時も、果敢に意思決定を下していく姿が、まさに理想のリーダー像。歳を重ねているがゆえの経験値や判断材料の豊富さが、メンバー全員に成功の意思を共有させ、シブみが滲み出ていてカッコイイです。


では、実際に見てみましょう。これが、本作の時のリーアム・カニンガム↓

なんか緑のポロシャツ着てると、ゼレンスキー大統領を思い出しますね、
(クソどうでもいい)


役ハマりや、演技力の上手さから起用シーンが非常に多く、天才ケンブリッジ大学生を金庫破り役に抜擢するのですが、学生だからといって子ども扱いせず、1人の仲間として、厳しくも彼を信頼していくキャラクターが、本当にカッコイイです。

(上司ガチャで引いたとしたら大当たりな存在)

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観どころ2 スペイン銀行として撮影現場につかった市役所がイケすぎている件


ヨーロッパは地震がほぼ無いので歴史のある建物が市役所やミュージアムとしてよく使われています。

今回、スペイン銀行に潜入している体で、撮影現場に使ったのは市役所。本当に美しく、映画の出来栄えをかなり左右していると考えました。

外装は建造物的に価値ある感じ(実際は知らないw)で、ヒストリカル。内装は現代風にシックでエレガントな仕様。本当に中央銀行に潜入しているリアリティがあり、素晴らしかったです。

市役所からの撮影許可が下りて本当に良かったなぁと思います。(誰目線ww)


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観どころ3 キャラクター設定と動機


今作はすべてのクオリティがほぼハリウッドレベルということで、観どころ3つ目を挙げるのが難しかったです。少しかたい話になって恐縮ですが、犯罪アクションでは通例の、キャラクター・役割の確立と、「どうして犯罪に加担しているのか?」の動機づけ、この2つが綿密に設計されていたことを観どころとして紹介したいと思います。

ここが外れると作品作りに大きく影響を及ぼすのですが、シンプルに分かりやすく設計されていました。

例えば、ボスとしての役割、変装の達人、プログラマー、資材調達のプロ、潜入のプロ、解決方法を導き出せる頭脳役、銀行のセキュリティ責任者、などなど。

ほぼすべてのキャラクターの説明をシンプルに作品の中で語られているため、非常に観やすい。

なので、洋画慣れしていない人でも存分に楽しめる作品だと、思います。

また、それぞれの動機も綿密に語られています。

どうして犯罪に加担するのか、誰のためにするのか、などなど。観客が感情移入する土台になる「キャラクターの動機づけ」。脚本作りの丁寧さが、クオリティを担保している、素晴らしい出来だと思います。



というわけで、まだ予告を観ていない人は ↓ からどうぞ。

(218) 映画『ウェイ・ダウン』本予告 - YouTube


それでは本日も快適な映画の旅を。




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