【速報】ザ・バットマンの観どころ!!
早速観てきました!!
今回はネタバレはありません。
しかし完全no informationで観に行くのもすごく良いことなので、希望の方は読まないでください!(笑)
さて・・・なにから話そう・・・
今回のバットマンは、いつものクリストファー・ノーラン監督とクリスチャン・ベールのバットマンではありません。
一瞬、復習しましょう!(笑)
2005年 バットマン ビギンズ
2008年 バットマン ダークナイト
2012年 バットマン ダークナイト・ライジング
この3作はすべてキャストも同じで(若干大人な事情で変わってるところもあるが、気にしない。)ずっと同じ世界感です。
そして、今回の「ザ・バットマン」は、キャストも世界観も違い、まぁ「ザ・バットマン」になる・なった設定だけ同じです。
なので、2005年から続いたバットマンには一旦終止符が打たれたと言っていいでしょう。
アクションは、このクリスチャン・ベールシリーズのほうが、バンバンあります。
今回の「ザ・バットマン」はマットリーブス監督です。
猿の惑星の2と3を作っている監督です。
主演はトワイライトのロバート・パティンソンです。
まず初めに、
一度もバットマンを観たことがない人も観れるの!?
という質問が多そうなので、答えます。
結論は、
「バットマン ビギンズ」だけ観てれば大丈夫👍
です。
逆に、何も観ずに行くと結構キツイと思います、まぁ自由ですが・・・。(笑)
どうしてかというと、やはりバットマンとメインで繋がってるキャラクターの名前と関係性を把握しておいてほしいからです。
家系、街の権力者、街の裏の権力者、ブルース・ウェインの両親、ブルースの会社、など登場人物や役割、関係性を把握しておいてほしいのです・・・!
制作側は、ぶっちゃけ、知ってる前提でつくっているため、本編には説明がありません。
今回が初めてのバットマンという方は存分に楽しめないでしょう。
さて、そもそも今回のバットマンは、バットマンの設定は同じでも世界観が違います。いうなれば、スパイダーマンのシリーズ違いみたいな感じです。
で、今回のバットマンはどういう雰囲気の映画かと言うと、
サスペンス×ギャング
です。
サスペンスで言えば、セブンのような。
ギャングで言えば、『ロード・ドゥ・パーディション』のような。
両方ともめちゃくちゃ好きなのですが、まぁそれは置いといて、
この2つのジャンルを足して2で割った雰囲気です。
つまり、このどちらかのジャンルが好きなら今回のバットマンは面白しめると思います!
あと、個人的な観どころで言えば
カーアクションのカメラアングルと音響がヤバすぎる
ドルビーシネマで観たというのもあるのですが、車のエンジン音が凄まじかったです(笑)
カーアクションは従来いかにカッコよくカーチェイスを観客に魅せるか、が焦点だったわけですが、今回のテーマは“主観”が重視されていました。
例えば、追われる方と追う側の心境やハラハラをより強調するために、フェイス撮りがやたらアップしていたり、サイドミラーやバックミラーで相手との距離を確認する、というカットがとても豊富でした。
感情移入ならぬ、緊張移入といいますか、ハラハラドキドキが止まらないカーチェイスでした。
あと、もう一つ観どころをあげるとすれば、
間です。
間って何やねん、って話なんですが、
通常無言のフェイスカットだと、標準3秒くらいのところを5〜6秒で編集しています。
つまり、これまでの黄金ルールみたいなのはあえて無視して、
ダークで
シリアスで
リアル
を観客が感じるように、監督が味わい深く仕上げているために、
余韻をより感じるような撮り方、間をふんだんに使っています。
これは1歩ミスれば、間延びし、スピード感が無くなり、ダレてしまうのですが、コントラストや映像編集の凄まじい努力とこだわりで、良くなっています。
「怒り」と「恐怖」の世界観をだせているからこそ成功したと思います。
ぜひこの味わい深さを意識して観ていただければ、映画を超えた、芸術の域を堪能していただけると思います。
(お前誰やねん)
3時間もあり、しかもそういう編集をしているため、映画通でないと楽しめない!?・・・・・・かもしれません。(笑)
今回のバットマンは、今後のサスペンスやギャング映画に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。
あと、最後まで僕はコリン・ファレルが誰を演じているか分かりませんでしたw
皆さんは分かるかな?
コメント待ってまーす☆
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