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YOASOBIと楽曲(14) ツバメ編
YOASOBIと楽曲について語る第14弾。今回は「ツバメ」について語っていく。
NHK子ども向け番組のテーマソング
NHKが放送している子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」のテーマソングをYOASOBIが手がけるということで誕生したこの曲。
企画が始動したのは4月。YOASOBIらしく、原作をネット上で募集した。そしてグランプリに選ばれた「小さなツバメの大きな夢」が9/28に公開。10/25に楽曲がリリースされた。
ミドリーズとのコラボ
この楽曲は、NHK新子どもユニット「ミドリーズ」とコラボした楽曲であり、曲の名義もYOASOBI with ミドリーズとなっている。
歌っているのは主にikuraちゃんだが、サビのところはミドリーズのみんなも一緒に合唱しており、ここはYOASOBIの楽曲として新たな一面であると考えている。
考えさせられる歌詞
やはり、教育番組のテーマソングとあって歌詞は考えさせられるところが多い。
例えば『誰かが手に入れた豊かさの裏で、帰る場所を奪われた仲間』というところは、私自身、あまり考えたことがなかった。しかし、私たち人間が豊かになった裏で、生活を奪われた生物がいることを忘れてはならないと感じた。
転調なし
この楽曲の1つの特徴として、転調がないということが挙げられる。これはYOASOBI史上初のことであり、2022年2月現在も唯一である。
こうなったことで、歌いやすくなっていると個人的には感じた。この曲は子供向けに作られた曲とあって、歌いやすさも兼ね備えているのではないかと感じた。
紅白でのパフォーマンス
2021年の紅白では特別企画のなかで「ツバメ」の歌唱があった。このステージではYOASOBIとミドリーズ以外にも、司会の3人だけでなく郷ひろみさんや鈴木雅之さんなど、大物歌手といわれる方々が一緒にステージを盛り上げてくださった。
今までYOASOBIがほかの歌手の方々と一緒にステージパフォーマンスするということがあまりなかったため、結構新鮮な一面であると私は感じた。
ライブ
実はこの曲「ライブ」でめちゃくちゃ映える。それが分かったのは武道館ライブ。特に現地観戦するとその迫力が伝わってくる。ikuraちゃんののびやかできれいな歌声は、「ツバメ」においては特によく響き、特に気持ちよく聞こえた。
正直音源を聞いた時はそこまで刺さらなかった曲だが、ライブで聞いた時には刺さりまくりの1曲であった。
最後に
ここまで「ツバメ」について語ってきた。これまでの曲とは違い、転調がなく子供向けの曲という新たな分野を見出したような感じだと私は感じた。
この曲によって、YOASOBIのファンが多い10代後半や20代だけでなく、10歳前後の子供たちやそのお父さん、お母さんもYOASOBIの曲に触れるきっかけになるといいなと私は思っている。
来週は「もしも命が描けたら」。もうすぐこの企画が曲に追いついてしまいそうなので、そろそろ次のことを考えないといけないと感じているところである。
ではまた。