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4月のBillBoardを振り返る

毎週火曜の投稿日。今回は先延ばしにしてた4月のBillBoardチャートを振り返るコーナー。

5月も中日を過ぎており、少し前のことではあるが、少し振り返っていこうと思う。

4月の概要

まずは、いつも通り4月の表と今年のグラフから

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傾向としては、やはり先月と変わらず、「夜に駆ける」「群青」「怪物」が20位台、「三原色」が50位より少し下をキープしている構造である。

その中で少し注目してほしいのが、4/27発表分。上位3曲の順位がすべて上昇していることがお分かりだろうか。

この週のチャートを見ると、チャートイン1週目の曲がほぼ見当たらない。このことから、この週はジャニーズを含む主要アーティストの新曲発表が少なく、結果既存曲の順位が全体的に上昇したと考えられる。

「あの夢」急上昇の要因

次に曲ごとの詳細な面を確認すると「あの夢をなぞって」が4月1週目で急上昇していることが分かる。

要因としてはバラードver.がサブスク解禁された点が大きいだろう。

「カロリーメイト」のCMで大きな反響を呼び、隠れた名曲ともいわれた「あの夢をなぞって」

この曲はNHKの「君の声が聞きたい」で、神保町の三省堂書店本店から披露された。

5月の展望

5月のチャート順位の予想をしていくが、これはやはりこれまでと傾向は変わらないだろう。強いて挙げられるとすれば、「もう少しだけ」がおそらく圏外へ行くと考えられる。

また、新曲がリリースされたり、CM起用などがあれば状況は一変すると考えられる。

Artist100の順位

Artist100の順位は1→1→1→3と3週で1位を獲得した。4週目はINIに1位を譲った格好だが、特段大きな動きもなく、新曲も出ていない中で1位を獲得し続ける点で、YOASOBIは日本の音楽界を牽引する存在といえるだろう。

ちなみにYOASOBI以外でこのランキングの上位常連としては、優里、BTS、Official髭男dism、King Gnuなど昨年も音楽業界を沸かせた名前が連なっていることがわかる。

しかし、昨年も一昨年も、年の後半にかけて大きく伸びてきたアーティストがおり、今後新星の登場にも期待だ。

最後に

ここまで4月のBillBoardを簡単に振り返った。最近大きな出来事が少ないYOASOBIだが、その中でチャートインしている音楽が複数あり、世間全体から認知されていることがよくわかる。

5月はYOASOBI盛りということで、今後の展開に目を離さず見ていきたいと考えている。

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