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YOASOBIと楽曲(12) ラブレター編
YOASOBIと楽曲について語る第12弾。今回取り上げるのは「ラブレター」。レターソングプロジェクトとして、募集した手紙から選ばれたのをYOASOBIが楽曲化するという初の試みで誕生した曲である。
では、さっそくこの曲を解剖していく。
原作手紙「音楽さんへ」
この楽曲の原作は当時小学校6年生のはつねさんが書いた手紙「音楽さんへ」。誰かへの感謝を綴る手紙というテーマで音楽を相手にするという考えは、そう簡単に浮かぶものではなく、想像力が豊かであると感じた。
この手紙が、レターソングプロジェクトに送られてきたことも奇跡的であろう。はつねさんがこの手紙を書くだけでなく、それを送ってくれなければ、この曲は完成しなかった。
つまり、この楽曲は奇跡が重なってできた曲であろう。
手紙らしく愛と感謝を綴る楽曲
原作手紙では、音楽に対する感謝であったが、楽曲ではまるで手紙のような言い回しで音楽に対する愛と感謝が綴られていた。
『はじめまして』で始まり、『ありがとう』で終わる歌詞。歌、コーラス、吹奏楽、バンドと音楽の力を結集し、音楽に感謝する音楽となったと感じている。
この楽曲に対する想い入れ
この曲に私は特に想いを入れている。私はかつてピアノを習っており、ここで音楽の素晴らしさと出会った。
この楽曲はそんな音楽に対する私の想いを代弁しているように感じており、特に心に残っている。
また、今は辞めてしまっているピアノをまたやりたいという気持ちにさせてくれている。それほどこの楽曲には私の心を動かす大きな力を感じた。
このことは私の最初の投稿となった「YOASOBI武道館ライブレポーター試験」で詳しく述べている。良ければ読んでくださると嬉しい。
ライブパフォーマンス
この楽曲の初パフォーマンスとなったのが武道館ライブ。
私がたてた事前のセトリ予想ではトップバッターにあげていたが、実際にはアンコールでのパフォーマンスとなった。
私はアンコールにこの曲を持ってきたことに、とても感心した。「はじめまして」という歌詞は、ライブテーマの「NICE TO MEET YOU」と通ずることから、YOASOBIとファンの初顔合わせとなる初めに持ってくると思っていた。
しかし、この曲は愛と感謝の曲。ここまでの感謝を述べると考えるなら、最後に持ってきた方が、自然だろう。
また、ライブの場を作り上げた人全員に感謝を伝えるというYOASOBIの謙虚さも垣間見え、とても良いセトリであったと考える。
最後に
ここまで、「ラブレター」を語ったが、この曲はひとつの記事では書ききれないと思うほど、想いが強い曲だ。
「ライブレポーター試験」でも「ラブレター」について書いたので、時間があればぜひ読んで欲しいと思う。
来週は「大正浪漫」の予定。新曲「ミスター」の記事は順番が来たらたっぷり語りたいと考えている。
ではまた。