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カメラのための1年(2020年振り返り)
今年はコロナ禍が最大のトピックだと思うのですが、私的には昨年後半から不明熱があり、年始からいろんな検査と休養を兼ねて2ヶ月ほどお休みをいただいていたところに、新型コロナウィルス感染症です。
そんなわけで、今年は通勤が年間通して5日未満という社会人になってからこんなに外出しない日々を過ごした初めての年となりました。現勤務先は在宅勤務の導入がかなり早かったため、毎日自宅で愛犬たちの相手をしながら仕事に励むという状態でした。2021年も続くんだろうと思うのが私的な見解です。
撮影枚数と機材
さて、冒頭が長くてすみません。タイトルにある通り、今年はカメラと共に生活した1年でした。Lightroomでは2020年は6万枚以上のデータが。当然スマートフォンでの撮影は入っていないので、iPhone12 ProやXperia 1IIのものは3,000枚程度かと思います。
ポートレート撮影を再開したのは2019年の5月。去年は単発で終わりました。しかし今年は春先にうっかりフルサイズ機を手にしたおかげで、そこからものすごい勢いで撮影生活が始まったと感じています。
2020年に買ったボディだけでも、α7III, α7RIII, α6600, X-S10。この他フィルムカメラでZeiss Ikon ZM, Zeiss Ikon TAXONA, FUJIFILM TIARAと台数は増えました。
レンズは合計22本。ZEISSのBatisとTouitのEマウントはコンプリートしてしまいました。全部使ってるのかって?それがちゃんと使ってるんですよ。コレクターではないので、ポートレート撮影で、ほとんどのレンズを使ってみましたが、「これは違うな」とか「これは写りがいいな」なんて素人ながらクセもわかってきて後半は持ち出すレンズの本数が減る傾向にはなりました。
以前の記事でZEISS好きであることは書いていますが、ZEISSの良さを知るためにZEISS以外のレンズも買っています。またSONYZEISSと呼ばれるSONY製のZEISSモデルとの比較も。逆にZEISSじゃないレンズで、いいなと思えたVoigtlanderは気が向いたら使ってみようかなと楽しめそうです。
新しい撮影スタイル
秋頃からはストロボを使った撮影に取り組みはじめました。Profoto A1XでSONY対応が販売され始めたのがきっかけで、C1 Plusと組み合わせて夜間の2灯ポートレート撮影なんかも実現できて、ストロボの有無による写真の違い、また光の当て方は来年の課題になりました。
SONY依存からの脱却?
年末に手にしたFujifilm X-S10は非常に気に入りました。センサーサイズはAPS-Cですが、とにかく小さく上位のX-T4と同じプロセッサを搭載し、ボディ内手ブレ補正搭載。フイルムシミュレーションもT4と同じものが使える。最後にXマウントにはZEISS Touitがある。
普段机上には愛犬撮影用のα6600とSEL1670Zの組み合わせで電源を朝から入れっぱなしにしていたのですが、今ではX-S10にTouit1.8/32をつけた状態で2台体制に。デスクがちょっと狭いです。
写真: 愛犬の2020年のベストショットかな?この幸せそうな表情...
撮影対象の分析
機材から離れて被写体について振り返ると、愛犬たちの写真がトップと思うでしょ?憶測は良くないので調べてみました。愛犬たちは2020年だけだと1.5万枚弱でした。残り4.5万枚のほとんどがポートレートということになります。
私のポートレート撮影スタイル
私の撮影スタイルが問題なのですが、1時間の撮影で1,000枚くらいシャッターを押すことが多かったです。たまに30分で1,200枚とか連写で遊んでるんじゃない?みたいな感じですよね。たぶんモデルさんたちも「連写の人」って記憶されてるのではないでしょうか。
連写の良さは、ふとした瞬間の表情を逃さないこと。限られた時間で自然でいい表情を捉えたいと思うとどうしても連写してしまうという次第です。あとはモデルさんに動いてもらって高速連写することで動きを感じられる写真を得たいというのもあります。特に髪の長い方にはお願いすることが多いですね。
連写のデメリットは当然あります。一番は現像する前の写真選択です。全部見る人なので、とにかく現像する時間もかなりですが、写真を選ぶ時間が非常にかかります。また優柔不断で採用判断する枚数が多くなり、1時間撮影の結果100枚以上現像してモデルさんにチェックいただくこともしばしば。この他にはデータの保存容量が増えることですね。これは仕方ないのでNASの増強とそのバックアップ先にWASABI(実態はAWS S3)を使うことで拡張とコストダウンを図っています。1TBで月額$10くらいかと。
しかし秋以降は連写が減りました。初見のモデルさんが減ったことで最初からコミュニケーションがスムーズで連写せずとも自然な表情を出していただけるようになったからかもしれません。あとはこういう写真を撮ろうという意識をしっかり持つようになったので、無駄撃ちをやめることにしました。
とにかく2020年は機材の購入とたくさんの枚数を撮影させていただくことができました。最近愛犬たちはカメラ嫌いになってちょっと悩んでます。
終わりに
コロナ禍で活動の自粛や制限が2021年も継続されると思います。特に撮影会についてはモデルさんのリスクも高くなりますし、撮影会の主催者も情勢を考慮しつつ、収支の問題に頭を抱えながらご苦労されている現状がまだ続くのかと思うと利用者として協力できることがあまりないので、心配だけしております。
さて2021年はポートレートよりも景色やスポット、オブジェクトの撮影に臨みたいと思っています。今まで苦手としてきた分野です。機材は十分に揃っているので、よいスポットを巡れるといいなと。
撮影した写真は https://kitatan.photoportfolio.net/ に掲載しています。拙い写真かと思いますが、ご興味がございましたら覗いていただけると幸いです。
ワンコたちはInstagramで活動しています。ミニチュアピンシャーが好きな方には楽しんでもらえるかな? https://www.instagram.com/oni0nsoup/
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょっと早いですが、よいお年をお迎えください。