顔出しも声出しも撮影も不要!?AIアバターチューバーとは?
YouTubeでの活動に挑戦したものの、さまざまな理由で挫折してしまった方へ。新しい道として「AIアバターチューバー」をご紹介します。私自身、何度もYouTubeでの活動に挑戦し、そのたびに壁にぶつかってきました。しかし、AIアバターチューバーという手法に出会い、再びコンテンツ制作の楽しさを実感しています。
AIアバターチューバーは、これまでYoutubeを挫折した人にお勧め
最初にわたしがYouTubeを始めたとき、撮影機材を購入し、狭い1ルームマンションで撮影を試みました。しかし、同居人が映り込んでしまったり、背景に生活感が漂っていたりと、映像面での問題が多発。見た目が気になって何度も撮り直しを重ね、口下手な自分は言い間違いも頻発。次第に嫌気が差し、挫折してしまいました。
しかし、AIアバターチューバーに取り組んでからは、まるでブログを書く感覚で動画を作成できるようになりました。顔出しや声出し、撮影の煩わしさから解放され、「これなら自分でも続けられる」と感動したのです。
以下は実際のAIアバターチューバー動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=EC7AsxlzO0Q&t=3s
具体的な作り方は書籍「知識ゼロからの生成AIを活用した不労所得マシンの作り方」で紹介しています。
顔出しも声出しも撮影も不要!?AIアバターチューバーとは
AIアバターチューバーとは、AIアバターを活用してYouTube動画を制作する新しいスタイルで、私が考案した造語です。自身の分身であるAIアバターを使い、顔出しや声出し、撮影を一切行わずに動画コンテンツを発信できます。
ここでは、従来のYouTuber、VTuber、AI VTuberとの違いを詳しくご紹介します。
Vチューバー(バーチャルYouTuber)とは
Vチューバーとは、2DCGや3DCGで描かれたキャラクターを用いて、主にインターネット上で動画投稿やライブ配信を行うクリエイターの総称です。見た目はバーチャルなキャラクターですが、話す内容や声は配信者本人、いわゆる「中の人」によるものです。場合によっては、ボイスチェンジャーを使って声を変えることもあります。
AIVチューバーとは
AIVチューバーは、AIが主体となって視聴者とコミュニケーションを取るバーチャルYouTuberのことです。つまり、Vチューバーにおける「中の人」が完全にAIに置き換わった形です。AIが自律的に会話やコンテンツ生成を行い、視聴者とのインタラクションを図ります。
AIアバターチューバーとは
AIアバターチューバーは、動画のビジュアルや音声において、配信者自身をモデルにしたAIアバターを活用する新しいスタイルです。コンテンツの内容は配信者本人が作成することも、AIに任せることも可能です。これにより、顔出しや声出し、撮影といったハードルを下げつつ、個人のブランドやアイデンティティを保ったまま情報発信ができます。
Youtuber、Vtuber、AIVtuberの課題
これまでのYoutuber、Vtuber、AIVtuberの課題をそれぞれ説明します。
YouTuberの課題
撮影の負担: YouTuberは自らの映像を撮影し、それを編集する必要があります。撮り直しが必要になることもありますし撮影した映像が没になることもあります。
編集の負担:高品質なコンテンツを提供するためには、編集スキルが求められ、多大な時間と労力がかかります。
プライバシーの問題: 自分の顔や生活を公開することで、プライバシーのリスクが生じます。個人情報の漏洩やストーカー被害など、現実的な危険も存在します。
VTuberの課題
キャラクターデザインとモデリングのコスト: VTuberはバーチャルなキャラクターを使用しますが、そのデザインや3Dモデルの作成には専門的な知識と費用が必要です。
技術的なハードル: モーションキャプチャーやフェイストラッキングなどの技術を活用するため、機材やソフトウェアが必要です。ハードルを下げるアプリもありますが、収益がプラットフォームに依存する場合があります。
人間味の欠如: バーチャルなキャラクターであるため、視聴者との信頼関係を築くのが難しい場合があります。
AI VTuberの課題
AIの限界: AI VTuberは人工知能によって自動生成されるコンテンツが多く、人間のような自然なコミュニケーションが難しい場合があります。
オリジナリティの欠如: AIが生成するコンテンツはパターン化されやすく、視聴者に飽きられるリスクがあります。
技術的なハードル: AI Vtuberを動かすにはプログラミング知識が必要になります。
AIアバターチューバーのメリット3選
自分の声や画像を使用して信頼感を構築
AIアバターチューバーは、自分の声や顔をAIに学習させることで、本人そっくりのアバターを作成できます。これにより、視聴者に対して高い信頼感を与え、ビジネスシーンでの活用にも適しています。もちろん、自分ではないサービス側が用意したアバターを使うこともできます。
撮影が不要音声撮り直しのコストがゼロ
AIアバターチューバーは、物理的な撮影を必要としません。テキストや音声データを入力するだけでコンテンツを生成できるため、撮影場所や機材に縛られずに活動できます。音声を録音するのではなく、AIが音声を生成するため、誤りがあった場合でも簡単に修正が可能です。これにより、撮り直しにかかる時間とコストを大幅に削減できます。
多言語対応が簡単
AI技術を活用することで、複数の言語でコンテンツを提供することが簡単になります。これにより、海外の視聴者にもアプローチしやすくなり、グローバルな展開が可能です。
まとめ
YouTuber、VTuber、AI VTuberにはそれぞれ魅力がありますが、多くの課題も存在します。AIアバターチューバーは、これらの課題を解決しつつ、個人のブランドやアイデンティティを維持しながら効率的にコンテンツを発信できる新しいスタイルです。
YouTubeでの活動に挫折した方や、新しい形で情報発信をしたいと考えている方に、AIアバターチューバーは最適な選択肢とな