ほたるいかでトマトパスタソース
生ほたるいかでトマト入りのソースを作りました。
ボイルのほたるいかでもトマトソースは作れるのですが、生のものを低温の油で煮ると身がとろけて肝の旨みがしっかりきいたソースになるので今回はあえて生を。
お刺身と同じように目とクチバシを取り除きます。軟骨はこの時点でとっても、煮込んだ後にとってもどちらでも。
ほたるいかの重さの4〜5%の塩を合わせて1〜2晩冷蔵庫で寝かせます。今回はたくさん作りたかったので1.6kg分.写真は1kg分。トマトを加えないときは2%ほどで。
薄めの塩水で洗い、水気をしっかりと切ったらオーブンへ入れられる鍋に移し、ひたひたにオイルを注ぎ、潰したニンニクを数個入れます。
余熱なしで100度に設定したオーブンに入れて1時間〜1時間半。すくうと茶色っぽい紐のようなものが見えます。これは軟骨なので全てとりのぞきます。生の時に取り除くか悩ましいところなのですが、火が通るとこのように取りやすくなります。今回は量も多いのでこちらの方が手間が少ないかなと。
アクも取り除き。濃厚なオイル煮ができました。
鍋を火にかけてトマトを合わせます。本当はペースとかトマト缶で良いのですが、今回はトマト9〜10個をペースト状に煮詰めたもの400mlを使いました。
軽く煮込んで出来上がり。150mlのビンに詰めて12本強。煮沸したものに熱いうちに8分目まで詰め、すぐにフタをして逆さまに置きます。完全に冷めれば出来上がり。
このまま常温でももちますが、冷蔵庫へ。すぐに食べない分は冷凍庫に入れて置けば1年は楽しめます。
出来立てを味見。1皿に対し大さじ3〜4くらいがちょうど良さそう。塩分5%だと薄味の方には少し強いので少し控えたほうが良いと思います。