「情シス部長のつぶやき」Vol.55【寄り添う】
【寄り添う】
プロジェクトの開発部分が終了すると、次からは運用テスト、操作習熟など、ユーザーに使ってもらわないと次に進めることができません。
その際に行うのが説明会。
この説明会、システム側としては要件を聞いて作り込んだので、操作面までは大方説明できるのですが、運用面に至っては、ユーザーがしっかりと理解して進めてもらわなければなりません。
しかし、たいていの年長者や、偉い方々は、システム部門に運用マニュアルまで求めています。
その前には課題整理についても、数多くの「ユーザーマター」のものをシステム側に解決せよと、言ってきます。
で、システム側とユーザー側に切り分けて回答すると、「システムの人はもっとユーザーに寄り添え!」と言ってきます。
いやいや、説明会もマニュアル作成もシステムの人間が全て作ってますよ。
自分たちは口開けて待ってるだけ。
そんな感じては、いざ本番時に混乱するだけですよ、しっかりとキーマンに教え込んだんだから、その人たちがしっかりと周りに説明できるようになってもらわないと困りますよ!
と、話しても、まー、ききませんわ。
特に私の上司なんかは、寄り添え、寄り添え!の繰り返し。
じゃー、ユーザーの皆さんはシステム側に寄り添うことなんかあるんですかね?とか、つい言ってしまう。
ITリテラシーアップって、その人の努力がなければ、いくらこちらが教えても理解しようと思わなければ無駄となりますよね。
で、毎度毎度、システム部門は寄り添わないと言われる。
これじゃー、システム部員のモチベーションが持ちわせんわ。
で、部長が役員、他の部署長に対してキレる。
で、情シス部長が反抗的と罵られる。
まー、普通ならやってられませんわー
ですが、なんとか会社をよくしよう、これだけでなんとかモチベーションを保てている。
こんな人もおると、会社も理解してほしい、と思う今日このごろです。
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