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九点倒立レポ

お疲れ様です、北大路と申します。
ムアンスリンというYouTuberを推しているただの大学生ですが、あまりにも好きすぎるので放散のためにnoteを書き記していこうと思います。
(私は口語体の文章を書くのが信じられないほど苦手なので、以降「まとめ」までは文語体で記させていただくことをご了承ください。)

【Notice】
本人様のダイジェスト動画が上がっています!


ムアンスリンとは?

ここに至るほど強火のファンの方々にわざわざ説明をする必要性は自明なので、他の方が投稿されているプロフィールまとめをもって紹介とさせていただきたい。

左から和田肉、(中の人)、カタギリ、ノキスプラッシュ(敬称略)

ライブ翌日(2024/12/9)時点でチャンネル登録者数は約11.6万人、東京ドーム2個分と少し(めっちゃすごい)のファンを抱えている3人組YouTuberである。

それだけの登録者を抱え、鰻登りに登録者を増やしている人達が、今回(40席)のような小さい箱でライブをやることはないだろうと、これは行くしかないだろと、乗るしかないっすよね、このビッグウェーブにね、と。正気を取り戻した頃には、手元に「A3」の整理番号が書かれたチケットがあるのだった。12月8日、Twitter(絶対にTwitterと呼びたい)で知り合い一緒に行くことになった方と変な街、池袋の会場へ。

ライブ開始

午後6時半、和田さん作詞作曲(?)の名曲(迷曲?)、『だがね』が流れる会場へ。

待ってくれ、ステージが近すぎる。
こんなんほぼキスやんけ。

午後7時、いつもの真っ赤な服に黄色の星があしらわれた衣装に身を包んだベトナム人坊主、もといノキスプラッシュ(以下スプ)が登場。ハキハキとしているのに7割ぐらい聴き取れない、この世に存在しない喋り方をしている。彼は動画内でも理解不能な日本語を話すことが多々あるが、まさに動画で見た通りだった。スプは明治大学卒業という、普段の動画を見ていると嘘としか思えない学歴の持ち主である。頭の回転が速いが故に、自らの舌のキャパシティを超える速度で文章が紡がれていく。だから聴き取れない文章を生成してしまうのだと、そう考えることにした。特に関係ないが、この真っ赤な服に政治的意図はない(らしい)。

スプに遅れること数分、誰がどう見てもド緊張しているカタギリ(以下片桐さん)が登場。あまりにも美しい。その目が、鼻筋が、口元が、長い睫毛が、私の目を突き刺す。極度の緊張のあまりだろう、なかなか正面を向いてはくれなかった。しかしその横顔の輝きは、もはやブリトニー・スピアーズといっても過言ではない。もし私が女性だったら彼にガチ恋していたことは間違いないだろう。だが残念、彼は既婚者だ。その恋が叶うことはない。長々とビジュアルのことばかり話してしまったが、もちろんただ面が良いだけの人物ではない。その話はまた後回しに。

さらに少し遅れて和田肉(以下和田さん)が登場。柔道で鍛えた大きな躰と、圧倒的な毛量、鼓膜を心地よく揺さぶる低音ボイス、そして独特(すぎる)ワードセンスの持ち主だ。特に彼は犬猫のことを「脇四つ」と呼んでいる。我々常人には到底思いつかない感覚だろう。また、片桐さんが目立っているが、和田さんもまたお顔が良い。このグループはイケメン(片桐さん)、男前(和田さん)、イシツブテ(スプ)で構成されているといってよいと思っている。

ついにメンバーが全員揃ったところで、まさかのフリートークスタート。「最初にフリートーク!?」と思ったが、これも「らしい」と言えばそうだと思う。開催場所が思いっきりラ○ホ街だったこともあり、初ライブでラ○ホが話題になるムアン節炸裂。開始15分でR18ネタが飛び出す通常営業(!)ぶりには驚くほかなかった。和田さんの話を極度に要約すると、「利用したラ○ホの部屋が事故物件だった」という話である。仔細な内容に関しては完全にR18なので、ここでは割愛させていただきたい。スプはラ○ホに関して「最近は行ってない」としていたが、彼は童なので本当に何もしなかったんだと思う。というか何もさせてもらえなかったんだと思う。

ところで、チケット予約の際「お目当てのメンバー」なる質問があったのだが、どうやら片桐さん20票、和田さん16票、スプ4票だったとのこと。グラフにすると下図の通りとなる。

お目当てのメンバー。

流石にスプが少ない。これはいくらなんでも可哀想である。なお私も片桐さんに投票したことは公然の秘密。

フリートークの後、片桐さんと和田さんは次の企画のため裏へ。残されたスプの独壇場。ノキスプリサイタルが幕を開ける。

白縁サングラスをかけたスプ、nobodyknows+の「ココロオドル」を熱唱し始める。だが前述の通り、スプは普通に話しても意味不明なことを言い出すのである。それがラップともなればもはや何も聴き取れない。一切の誇張なく、サビ以外は9割9分聴き取れなかった。しかし、もはやそんなことはどうでもいい。ここでスプに与えられた役割は「場を繋ぎ盛り上げる」ことだ。彼が場を温めたことで、この後のコーナーがさらに盛り上がった点もあるだろう。スプは「天性の陽キャ」なのだと、それをひしひしと感じる瞬間だった。神がノキスプラッシュに与え賜ったこの才能が、ムアンスリンというYouTuberを突き動かしているのかもしれないと、そう考えることにした。(2回目)
ちなみに、スプのひとりトークタイムがあったにはあったのだが、何ひとつ内容を覚えていないことをお許しいただきたい。これは私が悪いわけではないと思う。

5年ぶりの「漫才」

「あと5分待ってくれ」とスプをさらに頑張らせる片桐さん。一体なんの準備の時間なのだ、と期待に胸を膨らませる中、現れたのは
スーツ姿で決めた片桐さんと、紺色のジャケットに身を包んだ和田さん
であった。そう、なんと2人による漫才が行われたのだ。現在ではスプを含め3人でYouTuberとして活動しているが、元はプロの芸人だ。2016-18年にはこの両名でM-1グランプリに出場もしていた。

片桐さんは極度の緊張体質のため、人前に立つことが苦手であることから、舞台に立って漫才をしたのは5年ぶりだったとのこと。実際、片桐さんは大汗をかいていた。確かに熱気はあったが、それにしても不自然な量の発汗だった。片桐さん周辺だけ42℃ぐらいあったのかも。
漫才の内容について書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここでは触れないこととするが、私の心を揺さぶった和田さんのセリフがひとつあったので、それだけここに残させてほしい。

「逆も然りだよ?」

そもそもこのセリフは和田さんのセリフではない。というのも、これはスプの名言。アイドルのライブ会場に行ったスプが、推しているアイドルと話している際に飛び出した、鳥肌が止まらない(もちろん悪い意味で)一言。

スプ「チェキみたいなの撮って、でその子に『俺、(YouTubeの)登録者勝ってんだよね』って話をして」
片桐「キモ」「こいつキッモ」
スプ「(アイドルの登録者が)1万3千人ぐらいなの」
片桐「本業じゃないもん」
スプ「『(YouTube)やってるんだよね』つったら……
『え!みんなに広めといて!』って言われた
だから俺は言ったの
逆も然りだよ?』って」

https://youtu.be/0cm6EuvpN0w?si=ACHsoUw8rFNNow2m

と、いった経緯で生まれた厄介おじさんLv82みたいな文章である。
この言葉が和田さんの口から放たれたという事実に驚愕した私は、笑いよりも先に「おおおおお!!!!」という訳の分からない声を上げてしまった。野球見てるんじゃないんだから。
漫画やアニメでヒーローが仲間の力を宿して戦うような、具体的にはいつだかのIPPONグランプリでオードリーの若林さんが「トゥース!!」を使ってIPPONを勝ち取りにいったときのような、そういう類の感動を覚えてしまった。
ネタの内容に関しては本人が投稿する(と信じたい)動画をご覧いただきたいので省略するが、ちょっとびっくりするレベルで笑ってしまった。後に和田さんが話していた通り「めちゃくちゃホームな雰囲気」だったことは確かだったが、それを抜きにしてもしっかり笑える内容だったように感じる。片桐さん、和田さんはただ顔の良い男性ではない、独特の世界観で笑いを生み出す才の持ち主なのである。そして、このレベルの漫才ができなければM-1グランプリ2回戦進出はできない、またこのレベルでも2回戦までしか行けないという事実に青冷めてしまった。M-1グランプリ、魔境。

スプ、謎コーナーを持ち込む

大盛況に終わった漫才、このあたりで所定2時間のうち半分が過ぎていたらしい。私の体感ではこの時点で25分程度しか経っていないと思っていたのだが……

後半最初のコーナーはスプ持ち込み企画。シリーズ企画のひとつ「○○の気持ちになろう」シリーズの新版、「8番出口の気持ちになろう」だ。
しかしこの企画、その性質上スプが何度もステージから離脱する上、しかもやたらと時間がかかるという致命的な難点があったのだった。もはやスプのコーナーというよりは、スプを待つ片桐さんと和田さんのフリートークタイムだった。ちなみに片桐さんはまだ汗が引いていない。
どうやらかなり時間が押していたようで、途中からはステージに出ようとするスプを2人がかりで止める謎の時間になっていた。このワチャワチャ感、まさに「ノキスプラッシュ」の真骨頂。ちなみに、異変としてスプは少しずつチ○コをいじっていた。女性の方もいたのだが、間違いなく彼は恥のリミッターが壊れている。

和田さん、食事をする

謎に満ちたスプ持ち込みコーナーの次は、和田さんの持ち込み企画。なぜか和田さんが食事を始める真の謎コーナーへ。 そう、「ぶっというどんをすする」企画だ。この「ぶっというどんをすする」というのは、和田さんが泥酔した際に言い出した、全く脈絡のない話である。

さらに食事どころか飲酒まで始める始末。何がしたいんだね彼は。ちなみに余ったビールはスプが飲んでたし、なぜかうどんの前座で食べてたセブ○イレブンのチキン南蛮は片桐さんが食べてた。あと持ち込んだぶっというどんはすする前に千切れてた。
スマホを取り出し、実家の脇四つ(犬)を見ながら食事をしていたわけだが、突如として和田家の家族LINEを開き始め、どういうわけか電話をかけ出す奔放ぶり。もはや片桐さんもスプも止められない、和田肉ワールド(というかほぼ和田さんの私生活)全開。ライブってこんなめちゃくちゃやっていいんだ。
ちなみに家族との電話は繋がりませんでした。打ち合わせしとらんのかい。

楽しい時間というのは足早に過ぎ去るもので、もうエンディングトークの時間となってしまっていた。何度も繰り返してしまうが、スプは何を喋っているのか基本的に分からない。おそらく感謝の気持ちを示していたのだと思うが、なんだったのかは不明。
和田さんは思いっきりど下ネタかまして終わった。片桐さんは終ぞ正面を向いてはくれなかった。ガッチガチの片桐さんも美しい。

終演、フリータイム

ついにタイムアップ、終演の21時が訪れてしまった。ここからは写真撮影やステッカー販売などのフリータイムへ。ステッカーは全5種類しっかりご購入させていただきました。
どうやら御三方は次々にお客さんが流れ込んでくるような展開を想定していたようだが、日本人ここに極まれり、といった感じに順番に並んでファンサービスをお願いしていた。記念写真を撮ったり、サインを貰ったりしている皆さんを見て羨ましがる変な時間もあった。
ノキビンタTシャツ(なんだそれは)を着ていらっしゃったファンの方は、購入特典(?)としてスプをビンタしていた。頬にクリーンヒットしていたが、恐らくスプはビンタされることを嬉しいと思っていた。
ノキビンタTシャツ、欲しくなった方はこちらから。(案件ではないよ)

ちなみに私が着ていったのはこちら。(案件ではないよ)

私もしっかり写真を撮っていただき大喜び。

片桐さんは首が長い。片桐さんのこのセットアップ超良い
和田さんとCRASH OF HAMBURGERポーズ。流行らせコラ
冒頭にも貼った記念写真。

この最後の全員集合写真を、よく見ていただきたい。

えっ……かわいい……

片桐さん、ちょっとこれはかわいすぎる。
脳が破壊される音がする。これが32歳男性のかわいさなのか。信じられない。

ちなみにスプの動画を撮ったのですが、直接動画を貼れないので私のツイートをば。

さっきからスプをめちゃくちゃに言ってしまったが、プレゼントをもらうときにスプは心からの喜びを見せていた。良い意味で無邪気さの残る、好青年だった。(媚びてるわけではない)

そんなこんなで時刻は午後10時、閉場の時間に。寂しさを覚えつつ、翌日もまた大学に行かなければならないというやり場のない怒り(違う)を持て余して会場を後にした。

まとめ

YouTubeで見ていた3人の姿と変わらない自由奔放ぶり、面白さを持ち、YouTubeで見ていた以上の格好良さ、大人の色気を感じる2人(重要)でした。
もし次回のライブがあるとすれば、それが日本のどこであろうと向かってしまうだろうと考えるような、内容の濃い3時間でした。ちなみに私の予想では、京阪神(昔片桐さんと和田さんが住んでた)か、松山(片桐さんと和田さんの出身地)で第2回が行われるのではないかと思います。そして、次回以降はさらに大きな会場で行われることになると思います。とにかく、超楽しいライブでした!!

ここからは中の人の自分語りになります。読み飛ばしていただいて構いません。🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


隙あらば自分語りのコーナー

隙を与えたお前らが悪い。(ここまで読んでいただきありがとうございます。🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️)

会場がめちゃくちゃラ○ホ街の中にあり、未成年や女性の方がひとりで歩くには結構危なそうな場所でした。マジで右も左もラ○ホまみれ。こういうときのために体デカくしといてよかった。(馬鹿みたいに太っただけ)

ライブ終了後、同行した方と打ち上げ的なのに行ったのですが、マジでムアンスリンの話ばっかりしてめっちゃ楽しかったです。ムアンの話できるリア友欲しい。
私がムアンスリンをしっかり見始めたのは今年に入ってからなのですが、そうとは思えないほどにのめり込んでしまっています。私は家にテレビを置いていないので、その代替としてパソコンからYouTubeを流しているのですが、それ故に1日のかなり長い時間ムアンスリンを見ることになります。入りが遅かった分、テレビという重要なものを捨ててまで取り返そうとしているように見えてしまいますね。

ところで、その打ち上げ?で話したことなんですが、普通の人はネットで知り合った人と実際に会ったりはしないらしいです。マジか。ネットで知り合った人10人以上と会っている、リテラシーが雀の涙ほどもない私はびっくりしてしまいました。まあでも、何回もあって普通に友達みたいになったりすることもありますから。それにしても、こんな素性も分からない変な人と会うことを拒まないでいただいてありがとうございました。

話は変わりますが、まとめで「次やるなら京阪神か松山だと思う」という話をしました。実は、ムアンスリンを知る前に京阪神には3度ほど、松山には2度ほど行ったことがあります。それはただの観光に他ならなかったのですが、ムアンスリンを知ってから行く京阪神や松山は、また違う味がするのではないかと、そう思うのです。片桐さんや和田さんが行ったであろう場所を訪ねたりすると、また違う楽しみ方ができる気がします。あとスプが行ってた松戸のガルバとか、吉原の風○とか。(行きません)

と、いうわけで、年末に京阪神方面に行ってきます。
思い立ったがなんとかって言うので。


自分語りが長くなってきたので、このあたりで終わりにしたいと思います。
ここまで駄文、長文、乱文読んでいただきありがとうございました。今後も何か書くことがあったらたまに投稿してみようと思います。

それではこの辺で失礼します。さようなら独立行政法人。