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電動アシスト子ども乗せ自転車の定番Gyutto 男性が乗ってみた感想

さて、先日の記事の後、実際に自転車屋さんに足を運び、子ども乗せる自転車を妻と(妻が)選んだ。

電子キーもあり、Combiのリヤシートが安全そう(ただのブランド神話)という理由でパナソニックのGyutto ブルームEXになった。
年明けから型が変わり、値上げするということだったので、色などは店舗にあるものにした。

それにしても高い。結局レインカバー(1.5万円)に操作パネルのカバー(全く要らない)をつけたりして、トータルは20万を超えていた。新卒一月分の給与額かと思われた。

高い買い物をしたし、せっかくなのでレビューをする。
なお、これは男性からの目線であることに注意。
結論から言ってしまえば、別のものでもよかったなと感じる。

ダメな点① サドルが小さい

ウキウキで購入した翌日に子どもとサイクリングにでかけた。
1時間以上走ったくらいでどうもお尻が痛い。
サドルの高さは合わせてあるが、うまくお尻がサドルにフィットしないのだ。

正直これは体格、個人のお尻によると思われるが、
ちょっとみて欲しい。

これはネット(メルカリ)で拾ってきた画像

女性用なのか、あるいは子どもを前乗せにする際に邪魔なのか、サドルの前方部分が途中で短くカットされている印象だ。このため、体重が尾てい骨あたりに集中し、長く乗ると不快感を覚える。


ダメな点② ハンドルが低く、位置が前にある。

お尻が痛い原因の半分はこっちにもありそうだが、
ハンドルが低く、前の方にあるため前傾姿勢となり、常に腕に力がかかった状態になる。クロスバイクとも違い、腕に力は入りづらい手の向きなので、リラックスして運転ができない。

ハンドルの高さについては調整すればいいので少し改善はできそうである。
またサドルも位置を調整したり、長めのものと交換するなどすれば改善できそうではある(面倒くさい)

ダメな点③  遅い

アシストに期待をしすぎたのか、どうにも遅い。
遅いというか、常に漕ぎ続けていないと速度が落ちてしまうのだ。
クロスバイクに乗っていたときはまるで風になったかのように惰性でヒュンヒュン進んだ。
Gyuttoは車体自体の重量が重いせいもあるのか、すぐにスピードは落ちてしまうし、漕ぎ続けていたも一定のスピード以上を出すのが難しい。

漕ぎ出しなどは軽くて良いし、ゆっくり走る分には疲れない。それは非常に素晴らしい。
しかし、レンタルバイクなどで速度制限が付いているような、そんな感覚だ。
もちろん、それは安全のためなのかもしれないし、実際に安全だと思う。
でも子どもを乗せていないときもあるし、少し不自由な気分になる。


良いところ①  電子キー

これは本当に楽。
自転車の乗り降りの面倒臭さのほとんどは鍵の開け閉めだろうと思うので、そこから解放された。ただ、子どもを乗せるという新たな大変ポイントが増えてくるので、プラマイゼロくらいな気持ちではある。

せっかく電子キーがついてるのはGyuttoだけなので、これからも周囲に響きわたるように解錠していきたい(ガシャーンとけっこうな音がする)。

結論

20万円でこれか、という感じは否めない。
基本的には重くスピードも出ないし退屈な自転車ではある。男性からすれば快適な乗り心地でもないかもしれない。
ただその分、安全性と安全性だけがある。

試乗の際は、アシストの感じなどを確かめるだけでなく、乗り心地とスピード感(自分が自転車に求めるものと合致しているか)をみて欲しいと思う。

もし、自分がもう一度選び直せるならヤマハにするかもしれない。
これは試乗の際一番乗り心地がよかったからだ。
あるいは、電動アシストではなく丈夫で軽いマウンテンバイク系の後ろにOGKのリヤシートを取り付けるだろう。ひとり親ならそうしたと思う。


とりいそぎの感想なので、また変わることもあるだろう。
まずは今あるもの(Gyutto)を快適にしていきたい。

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