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ルーンストーンをGETしたとき、家計簿に記入する方法を紹介(クリプタクト編)

2024年3月15日 17時26分。

わたしのウォレット(お財布)に、カネの雨が降りました。

X(Twitter)のタイムラインで噂になっていた、あの『ルーンストーン』が届いたんですよ!

パソコンを開きウォレットを確認した瞬間、レインメーカーポーズをとったっす。

※イメージ⤵

画像出典:新日本プロレス

「うぉぉおぉ!」

「カネになる石が本当に降ってきた!!」

と、ストーブをガンガン焚いた部屋の中で、YOASOBIの『アイドル』を見ながらLET'sダンシング。

ひとしきり踊ったあと、GETしたルーンストーンを即売りしてビットコインも稼げましたYo。

あざっす!

ルーンストーンの売上は、0.0124BTC。日本円にすると、約12万円です。

画像出典:新日本プロレス

んが、やることがあるんですよ。

ビットコインを稼いだら、家計簿への記入が必要です…

「ああ、めんどくさい……」

「でも、確定申告をしないと税務署のおっちゃんに怒られる……」

ということで、このnoteではルーンストーンをもらったときに、家計簿へ記入する内容を紹介します。

※注意事項
noteを書いたキタノドロップは、税理士ではありません。税金に関する具体的なアドバイスは禁止されています。
よくわからないときは、税務署に相談してくださいね。

よろしくお願いいたしま~す。

やることは、以下の3つ⤵

①ルーンストーンの時価を調べる
②家計簿(クリプタクト)へ記入
③所得区分をどうするか考える

ちょっと長い記事ですが、読んでもらえるとうれしいです♪

<お知らせ>
この記事は、80人に聞いていただいた「とまとぅー王国スペース」の完全版です。スペースではわかりにくい説明となったので、お詫びと訂正をさせてください。


ルーンストーンの時価を調べる

まずは、GETしたルーンストーンの時価を調べましょう。

なぜならば、ルーンストーンをGETしたときの時価が、雑所得として収入になるからです。

税理士さんも言っています⤵️

エアドロップで得た収入は、所得税法上の「雑所得」に区分されます。
エアドロップによる収入の評価は、トークンを取得した時点の時価で行います。

引用:村上税理士のブログ

例えば、ルーンストーンをGETしたときの時価が「10万円」なら、10万円の雑所得となります

ルーンストーンをもらった時点で所得が発生するので、注意してくださいね(もらっただけで税金かかるのか……)

ルーンストーンの時価っていくらやねん?

時価の確認方法は、以下の2つです⤵

①Magic Edenのフロアプライスをチェックする
②もらった時点の平均売買価格を計算する

順番に紹介しますね。

①Magic Edenのフロアプライスをチェックする方法(簡単)

Magic Edenのルーンストーン紹介ページにアクセスします。

「Chart」と「All」をクリックすると、フロアプライスが表示されます。

<メモ>
2024年3月15日 18時のプロアプライス
ルーンストーン=0.019BTC

ルーンストーンをもらった日の、フロアプライスを家計簿に記入ですね。

いやいや、ルーンストーンをもらった日を覚えてないんやけど……

といった疑問も聞こえてきそうなので、自主的に回答します。

ビットコイン系のウォレット履歴を確認できるツール、クローバープールにアクセス。

検索窓に、Ordinalsのアドレスを入力します。

取引履歴が出てくるので、ルーンストーンをもらった日を確認しましょう。

②もらった時点の平均売買価格を計算する(難易度が高い)

こちらは、公認会計士が紹介していた計算方法です。

ルーンストーンの売買履歴を10件チェックして、平均価格を計算します。

なまらめんどくさいですが、会計に詳しい人はこの計算方法を使うっぽいです。

わたしがルーンストーンをもらったときの計算式を紹介しますね⤵

①ルーンストーンをもらったタイミングの売買履歴を10件チェックして、平均価格を計算

全部の金額を足してから÷10をしました。

売買履歴は「Activity」をクリックすると出てきます。

②平均売買価格0.012427BTCに、ルーンストーンといっしょに届いたsatoshi(satoshiもビットコインです)の価格を足します。

0.012427+0.00000546=0.01243246BTC

ややこしくてすいません…

satoshiの履歴は、Xverseウォレットからチェッキングです。

③合計価格0.01243246BTCを、日本円に変換します。

参考サイトは、CoinMarketCapです。

画像出典:CoinMarketCap

計算式⤵
0.01243246BTC×9,948,085円=123,679円

またまた、ややこしくてすいません…

ルーンストーンをGETしたときの雑所得は「123,679円」となりました。

いやいや、売買履歴が滝のように流れとりますさかい

実際にルーンストーンの売買履歴を見てみると、ものすごい勢いで売れていました。

すげぇな!

自分がルーンストーンをもらったタイミングまで、遡るなんで無理ゲーです。

ということで、ルーンストーンをもらった場合はフロアプライスを家計簿に記入すればOKなのかなと思います(念のため税務署に確認してください)

②家計簿(クリプタクト)へ記入

わたしは、仮想通貨やOrdinalsの家計簿作りにクリプタクトを使っています。

ほいで、クリプタクトでルーンストーンの家計簿を管理する場合は、カスタムファイルの作成が必要です。

ということで、カスタムファイルの記入方法を紹介しますね。

クリプタクトの登録方法は、以下の記事でチェックしてください。

>>>キタノドロップのブログ クリプタクトの記事

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こちらのURLから登録すると、1,500円割引でクリプタクトを使えます。

https://www.cryptact.com?referral=fcFE4GjZ5M

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カスタムファイルをダウンロードしよう

以下のページから、カスタムファイルをダウンロードしましょう。

>>>クリプタクト カスタムファイルの作成方法ページ

ファイルを開きます。

閲覧モードになっていたので、編集モードに変更しました。

ルーンストーンの取引履歴を、サンプルにあわせて入力しましょう!

パターン① ルーンストーンをエアドロップで1個もらった(もらったときの時価が123,679円の場合)

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 17:26
種類:BONUS
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):123679
決済通貨:JPY
手数料:0
手数料通貨:JPY

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

パターン② ①でもらったルーンストーンを売った

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 20:37
種類:SELL
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):※売れたときの値段をビットコインで記入
決済通貨:BTC
手数料:0
手数料通貨:BTC

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

具体的なお金の動きです。

パターン③ ルーンストーンをエアドロップで1個もらった(もらったときの時価が0円の場合)

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 17:26
種類:BONUS
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):0
決済通貨:JPY
手数料:0
手数料通貨:JPY

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

価値が付いていない作品をもらった場合、損益はでませんよね。

パターン④ ③でもらったルーンストーンを売った

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 20:37
種類:SELL
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):※売れたときの値段をビットコインで記入
決済通貨:BTC
手数料:0
手数料通貨:BTC

エアドロップでもらったときと、売ったときの履歴をカスタムファイルに記入します。

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

具体的なお金の動きです。

パターン⑤ ルーンストーンをエアドロップで2個もらった(もらったときの時価が123,679円の場合)

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 17:26
種類:BONUS
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):123679
決済通貨:JPY
手数料:0
手数料通貨:JPY

↑これを、2行に分けて書きます(2行目の主軸通貨には「USER-RST#2 」と書いてください)

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

具体的なお金の動きです。

パターン⑥ ⑤でもらったルーンストーンを1つ売った

記入方法はこちらです⤵️

日時:2024/3/15 20:37
種類:SELL
ソース:Other
主軸通貨:USER-RST#1
取引量:1
価格(主軸通貨1枚あたりの価格):※売れたときの値段をビットコインで記入
決済通貨:BTC
手数料:0
手数料通貨:BTC

実際のカスタムファイルを見たい方は、以下のExcelシートをチェックです。

>>>カスタムファイルのサンプル

クリプタクトにカスタムファイルをアップロードすると、自動で損益を計算してくれます。

具体的なお金の動きです。

カスタムファイルを作るときの参考になれば幸いです!

③所得区分をどうするか考える

ルーンストーンをもらった場合、所得区分の選択肢は3つです。

うまいこと立ち回れば、支払う税金を少なくできるっす

3つの所得⤵

①雑所得:節税対策できない
②一次所得:50万円の控除(節税あり)
③贈与税:110万円の控除(むっちゃ節税できる)

①雑所得:節税対策できない

ルーンストーンの収入を雑所得で申告すると、節税対策はできません。

ルーンストーンを売るときに、時価の123,679円が経費にできるくらいです。

仮に、20万円でルーンストーンが売れた場合の計算方法はこちら。

売った価格200,000円-時価123,679円=76,321円の所得

節税対策はできませんが、1番シンプルな計算方法です。

また、カスタムファイルをきちんと作れば、クリプタクトは自動で稼いだ金額を計算してくれますよ。

②一次所得:50万円の控除(節税あり)

エアドロップされたルーンストーンが「一次所得」に認められると、50万円も控除できます。

確定申告で控除を申請すると、支払う税金は安くなりますよ。

一次所得の詳しい計算方法⤵

国税庁の資料を見ると、エアドロップされたルーンストーンは一次所得になりそうな気もします。

臨時・偶発的にNFTやFTを取得した場合は、一時所得に区分されます。

参考資料:国税庁

ただ、一次所得にするかどうかの判断は、私たちシロウトには難しいです。

かならず、税務署のおっちゃんに問い合わせてくださいね。

③贈与税:110万円の控除(むっちゃ節税できる)

エアドロップされたルーンストーンが「贈与」に認められると、110万円も控除できるっす。

DAO税理士もざらしさんの、解説ポストです⤵

ルーンストーンの時価は110万円を超えていないため、もしかしたら非課税にできるかも♪

贈与税の詳しい説明はこちら⤵

贈与税の計算は、まず、その年の1月1日から12月31日までの1年間に贈与によりもらった財産の価額を合計します。
続いて、その合計額から基礎控除額110万円を差し引きます
次に、その残りの金額に税率を乗じて税額を計算します。

引用元:国税庁

ルーンストーンは、なまら高額なエアドロップです。

税務署で「この石、贈与にできませんかね?」と確認しましょう。

万が一「ええで~、贈与にしなはれ♪」と言われたら、税金安くなりますね!

まとめ:ルーンストーンの節税対策は税務署で確認しよう!

村上税理士のブログから、引用させてもらいます。

エアドロップによる収入の申告を忘れたり、誤った申告をしたりすると、後から追徴課税を受けるリスクがあります。
適切な税務処理を行うために、必要な書類を整理し、税理士など専門家に相談することをおすすめします。

ちなみに、わたしはルーンストーンを雑所得で申告します

節税対策の最新情報が入ったら、noteにも追加しますね!

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