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山崎怜奈 ~乃木坂の傍流を歩みながらも、自ら切り拓いた独自の道~

TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」のパーソナリティを務める元乃木坂46の山崎怜奈さん。今日は、そんな山崎さんについて書いていきたいと思います。


山崎さんは、乃木坂46に9年3ヶ月在籍しましたが、選抜経験は一度もありません。選抜メンバーとして活躍することは乃木坂の"本流"と言えますが、そんな中で山崎さんは完全なる乃木坂の"傍流"を歩んでいたと言えるでしょう。

"孤独な闘い"は大きな分岐点だったのでは?

山崎さんは、研究生からの昇格後初のシングルである12th「太陽ノック」で、学業を優先して活動を休止しました。本来ならアイドルとしての活動を積極的にしたい時期だったでしょうが、ここで大学受験という厳しい道を選んだのは山崎さんの人生を変えたと言って良いでしょう。その結果、慶応義塾大学に合格し、学業との両立という"孤独な闘い"を乗り越え、その後の活躍に繋げました。

選挙特番で説いた「有権者はどうあるべきか」

山崎さんは、TBS系の選挙特番「選挙の日 2022 私たちの明日」に出演していました。私は選挙について非常に興味があるので、国政選挙の実施時には必ず選挙特番を見ます。なので、この特番は山崎さんについて知るきっかけになりました。

出典 : X (乃木坂46)

その特番の中で、特に注目したい発言がありました。2022年の参院選ということで、当時は安倍元首相が銃撃事件で死去した直後だったため、「民主主義を国民みんなで考えるとなったとき、若い人もただショックを受けるだけじゃなくて、今、自分たちに何ができるのかを考える、そういった心は持っておくべきだと思いました」と、選挙で有権者はどうあるべきかについて語りました。実際に、この選挙では自民党に安倍元首相への追悼票が多少なり流れた可能性があるとされており、感情に流されず冷静に判断して行動に移す必要がありました。こういった事件だけでなく、日本の選挙はポピュリズムや劇場型政治によって有権者の感情が流されやすい傾向があるため、こういった主張をしていくことは非常に意味があることだと思います。

最後に

乃木坂46という大きなグループならば、なかなか人気が出ない、選抜に入れないといったメンバーは必ず存在します。そんな中で、山崎さんは、興味のある歴史やクイズなどの分野を積極的に発信することで見事に外部の仕事に繋げていました。
これからの乃木坂のメンバーの活動は、いかに「自分」を生かし、グループに還元できるかが問われているのではないでしょうか。

参考文献

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