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雪の降る街での生活について(実家編)

どうも、北乃ヒロです

この記事はタイパー (フリー部門) Advent Calendar 2024の、
20日目の記事です。

生まれ育った町は夏は+30℃冬はー30℃になる町でした

私の生まれ育った町は富良野盆地に位置しており盆地という地形のため夏は暑く冬は寒い土地柄でした
四季がはっきりしており基本的な産業は農業、また景観を活かした観光という感じでした(活火山を有しており温泉もあります)
ラベンダーが有名だったり「北の国から」というドラマのロケ地だったりパッチワークの丘などと称される色とりどりの畑を見に来られる方が大勢いました。

wikipedia富良野盆地よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E8%89%AF%E9%87%8E%E7%9B%86%E5%9C%B0

夏は暑い

本当に暑い、いや確かに本州の人に比べたらたいしたことないじゃんって思われるかもしれませんが意外とこっちも暑い
(上のデータは上富良野町、下のデータは南富良野町幾寅のものです)

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=12&block_no=1190&year=&month=&day=&view=a2
気象庁 過去の気象データ検索より https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=12&block_no=1188&year=&month=&day=&view=

幸い湿度が本州ほど高くないので日が落ちれば少し涼しくなり熱帯夜にはギリギリならないのですがそもそもエアコンを付けている家が少ないので日中は大変です。

冬は寒い

本当に寒い、ふざけるなってくらい寒い、腹立つくらい寒い
(上のデータは上富良野町、下のデータは南富良野町幾寅のものです)

気象庁 過去気象データ検索より https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=12&block_no=1190&year=&month=&day=&view=a2
気象庁 過去気象データ検索より https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=12&block_no=1188&year=&month=&day=&view=

これが一日で済むわけではなくこの気温になる前後一週間くらいはずっと寒いです。真冬日(最高気温ですらマイナス気温)が2週間くらい続くこともザラです。ここまで寒くなると生えている樹木の中の水分が凍結しものすごい音(銃声に近い音)をたてながら割れます。(は?)

気象庁 過去気象データ検索より 
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=12&block_no=1188&year=&month=&day=&view=

朝が寒いということは当然日中も寒くなります
このデータは南富良野町幾寅のものですが、最高気温が-14.0℃ってどういうこと?ってみなさまは思うかもしれません。

大丈夫ですよ、家の中は温かいです

そんな寒さの中生きていけねぇよと思われる方たちご安心ください。家の中はちゃんと暖房があるので温かいです。生きていけます。

ただまぁ…登校するときが地獄なんですけどね…

真冬の最低気温って何時くらいに記録すると思います?普通は日の出前じゃない?って思われるかもしれませんがあまりにも寒すぎると日が出ても空気が温まるまでに時間がかかって日が出ても気温って下がり続けるんです…
日の出が6:30くらいだとその後1時間位じりじりと下がり続けて7時とか7時半くらいが寒さのピークになるんです。

その時間ってまさに子どもたちの登校時間…
私はその中を頑張って登校していました

「しばれる」ってなに?

北海道の人たちは本当に寒い時「しばれたねぇ~」って言います。寒いじゃ言い表せないほど寒いときに使います。だいたい基準としては-25℃くらいからですかね?ダイヤモンドダストが見られるあたり空気がピンとしてて鼻毛が凍るあたり(は?)ほっぺたが寒いじゃなくて痛く感じられるくらいになった時

そんな中登校する子どもたち、小学生低学年の子達はほぼほぼスキーウェア上下で固めます帽子やイヤーマフ(耳掛け)も必須です。耳は本当に簡単に凍傷になりますえらいことです。

吐いた息が自分の髪の毛やマフラーに一瞬で霜のようにへばりつき白くなります。学校について玄関に入った途端それは溶けてしまうのでびしょびしょになり毎度うんざりさせられました。
呼吸をするたびに鼻の中の鼻毛が凍りつきピタピタくっつくのがわかり呼吸しづらかったのを今でも覚えています

旦那も寒いエリアに住んでいたので「ダイヤモンドダストという言葉は知らなかったがアイツらが出てる時は寒いときだったから何の感慨もない」と言い切ってましたが正直同感です「今日もしばれてんなダルッ」という感じでした(ああいうのは素敵な音楽とともに温かい室内において映像で見て素敵ねぇというくらいでちょうどいいと思う)

天気が素晴らしく良く風のない日はとても良く冷える(いわゆる放射冷却現象のため)

じゃあ雪は?どうなの?

これもねぇ…割とちゃんとしっかり降る
盆地というだけあって東側には大雪山系がそびえ立つそのせいでその山にあたった雲たちがじゃんじゃか雪を降らせる。

ただ寒いおかげで軽い雪なのでふわっふわだがほうっておくと自分たちが通るけもの道も用意できなくなるのでこまめに雪を跳ねる
子どもたちもちっちゃいスコップを持って真似事をする
大きくなったら親が仕事で不在の間にそこそこ積もったらガレージの前だけでもはねておくくらいのことはするようになる。最初は寒いけど体を動かしてるとどんどんポカポカになって汗だくになるくらいにはなるけどやりすぎると腰を痛めたりするので注意が必要

関東にいたときに雪が降ったことが何度もあったがこんな融ける雪は雪じゃねぇ~重たいし~って思ってました。

とりとめなくなったけど実家編はこのくらいで
そのうち札幌編書きます(たぶん

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