帯状疱疹(二回目の受診)
この記事は
「帯状疱疹になりました」https://note.com/kitano_hiro/n/n1b7589c774d9
の続きです。
前回抗ウィルス剤4日分と軟膏を出され「次は金曜日に来てねニコッ」と言われたので受診してきました
再診
先日受診した皮膚科で再診
おしりを見せなくてはいけないのでカーテンで囲われているベッドのあるところで診ていただく
「発疹は追加で出たりしてない?」
「おでこと背中これもそうなんですかね?」
「これは違うね!」
「えっ?!薬塗っちゃった」
「塗っちゃったか~」
医師はひと目で見抜いたけど素人の私には無理だった…
「経過は良いみたいだけど抗ウィルス薬は一週間飲むのが基本だから残り3日分出すね、次月曜日に来て塗り薬やめていいかも一緒に判断するから」
「はいっ」
「痛み大丈夫?辛いとかない?」
「今のところおしりの発疹が一番ひどいのでたまにピリピリしますけど辛くはないです」
「(それは良かったなぁという顔)」
医師はやはり”痛み”に対して前回何度も聞いてきたけど今回も確認してきたから帯状疱疹の主訴は”痛み”なんだなと思った。私みたいに”めっちゃかゆっ”程度で受診する人のほうが珍しいのかもしれない
というわけで次回は月曜日に
比較的早く「帯状疱疹では?」と思った理由
痒くて眠れず鏡を見て発疹が多めに出てたのを見た瞬間「帯状疱疹では?」とすぐに疑ったのには実は理由がありました。
私は昔「緊張性頭痛」と「腰部ヘルニア」でペインクリニック科に通っていた時期がありその時に「帯状疱疹後神経痛(PHN)」で通っている人がかなりいて「大変そう…怖い…」と思っていました。
その頃から帯状疱疹については調べていて「こんな症状なんだ」とか「50歳くらいになったら危ないんだ」とか「背中側とかわかりにくいところにできることもあるんだ」という知識をため込んでいました。
近年になって帯状疱疹用のワクチンが50歳以上なら打てるようになり「わぁ~それは打ちたいかも」って思っていたくらいでした。(その前にかかってしまいましたが…)
しかしそのためこんだ知識が今回は役に立ちました。
基本的には右か左かのどちらかにしか出ない痛みを伴う帯状の発疹
自分のおしりの発疹は帯状とまでは行かなかったものの明らかに数が多いのと左半身の足にも出来ておりまずいと感じました。痛みはほぼ感じてなかったがかゆみというのは軽い痛みであるため「ただの蕁麻疹でもいい受診がマスト」と思いました。しっかり診断をしていただけてホッとしてます
「帯状疱疹後神経痛(PHN)」とは
帯状疱疹後神経痛とは帯状疱疹による発疹が治ったのに神経の損傷が残り痛みが残るケースで長い人では数年近く痛みが残るという後遺症です。
私が通っていたペインクリニックではこの症状でかなりの数の方が通っていてつらそうでした。
恐らく神経ブロック注射で通われていたものと思われます。
待合室で一緒になった方からは「もう家事も殆どできなくてねぇ」とめちゃくちゃ愚痴られて「いや~私も別の症状とはいえしんどくてここ通ってんだけど」と思いながら「大変ですねぇ~」とか返していました。
なんかよく分からんけど発疹いっぱいでてるとか!痛い!って時は迷わず皮膚科を受診して欲しいです。抗ウィルス薬がありますのでそれで早めにウィルスを抑え込めれば神経の損傷が少なめで済むので後遺症の可能性が下がります。症状の程度によって飲み薬で良い場合もあれば点滴なども含め入院加療が必要な方もいます。自分は日常生活には問題ない程度だったので飲み薬で済みました。
年末に向けお仕事がお忙しくなったり寒いというだけでも体はストレスを感じるものです、しっかり暖かくしてみなさまもお体ご自愛ください。